日時: | 2017年2月24日(金) 10:00〜12:20 |
場所: | 京都大学稲盛財団記念館2階213号室 |
出席者(敬称略): | 河野泰之、仙石学、岡洋樹、飯塚正人 |
委任状(敬称略): | 宮崎恒二、寺田勇文、武内進一、鈴木七美、高橋五郎、飯島明子、金子芳樹、阿部健一 |
陪席(敬称略): | 原正一郎、塩谷昌史(運営委員長)、西芳実(事務局長)、山本博之(事務局担当) |
配布資料
(1)メール理事会の議事
(2)新規加盟・脱退
(3)2016年度の活動報告
(4)組織改革案
(5)2017年度の活動計画と予算
(6)2017年度の年次集会について
議事
0.はじめに
(1)議事に先立ち、新任の仙石学理事(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)が紹介された。
(2)出席理事4名、委任状提出8名で定足数を満たしていることが確認された。
(3)前回理事会の議事録の内容が確認された。
1.メール理事会の議事承認
配布資料(1)に基づいてメール理事会の議事が承認された。
2.新規加盟・脱退について
配布資料(2)に基づいて加盟組織の新規加盟・脱退が報告された。これにより加盟組織は97になった。
3.規約の改正について
JCAS規約の附則1「この規約は平成18年4月1日より適用する。」および附則2「当分の間、事務局は京都大学地域研究統合情報センターに置く。」を削除し、以下の5項を追加することが承認された。
附則1 この規約は2004年4月26日より適用する。
附則2 この規約は2006年4月1日より適用する。
附則3 この規約は2010年7月23日より適用する。
附則4 この規約は2011年11月16日より適用する。
附則5 この規約は2017年2月24日より適用する。
4.2016年度の活動報告について
配布資料(3)に基づいて塩谷運営委員長より2016年度の活動報告が行われ、承認された。
5.組織改革案について
河野会長よりこれまでのJCAS組織改革の取り組みが紹介された後、配布資料(4)に基づいて塩谷運営委員長よりJCASの組織改革案が示された。種々の議論の後、大枠では提示された方向で組織改革を進めること、JCAS賞については審査方法を理事会でメール審議することが承認された。
主な議論は以下の通り。
・全ての加盟組織が必ずいずれかのウィングに所属しなければならないということではない。1つの加盟組織が複数のウィングに所属してもよい。設置するウィングは固定ではなく、加盟組織の要請に基づいて新しいウィングを作れるようにしておく。
・常置活動についてはJCASとしての活動内容を精査する。常置活動に対して個別に以下の意見が出された。
・年次集会。シンポジウムは会場組織を中心に組織する。シンポジウム登壇者の旅費は会場組織が負担可能。
・JCAS賞。継続した方がよい。予算は抑制する工夫の必要がある。一案として、運営委員会の一次選考により候補を絞った後に外部の有識者に書面で意見を出してもらい、その結果を踏まえて理事会で受賞者を決めるような審査方法が考えられないか。受賞者の授賞式への参加旅費は、年次集会で受賞者の記念講演を行うことで年次集会の開催組織が負担できる。
・次世代ワークショップ。各幹事組織の事情に応じて実施する。
・研究交流促進。外部からの研究者紹介や共催依頼の問い合わせ窓口として置いておく。
・学術誌『地域研究』。刊行を継続する。予算は実際の経費を見ながらさらに検討する。
・広報。ポータルサイトの管理などを継続する。
・2017年5月頃の理事会で組織改革案を審議する。
6.2017年度の活動計画と予算について
配布資料(5)に基づいて、塩谷運営委員長より2017年度の活動計画および予算について提案がなされ、これらをJCAS案とすることが了承された。
7.その他
配布資料(6)に基づいて、塩谷運営委員長より2017年度の年次集会の準備状況について報告があった。具体的なプログラムは引き続き運営委員会で検討することが確認された。
以上
(2017年2月25日作成、3月14日会長承認)