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JCAS : Japan Consortium for Area Studies

地域研究コンソーシアム 2004年度第1回理事会 議事録

日時:2004年4月26日 午後5時〜6時
場所:KKRホテル東京 ローズ・ルーム
出席:(敬称略)家田修、中井和夫、毛里和子、吉田幹正、田畑伸一郎、宮崎恒二、田中耕司、押川文子

報告事項

(1)地域研究コンソーシアム設立準備委員会委員長家田理事より、設立に至る経緯の報告があった。

協議事項

(2)会長の互選、副会長の指名
田中理事から、地域研究コンソーシアム規約(案)第6条(理事会)に依拠しつつ、4拠点組織長の役職指定理事(田畑理事、宮崎理事、田中理事、押川理事)によって他の4理事が選出され承諾を得た経緯が説明された。
同規約に基づき会長(理事長)の互選を行い、家田理事を会長とすることが満場一致で了承された。
同規約に基づき、会長による指名により宮崎理事を副会長とした。

(3)4月23日までに設立準備委員会に加盟申請を行った46組織のリストが提出され、これら46組織の加盟を一括承認した。

(4)運営委員会委員のうち、すでに候補者が決まっている4拠点組織からの運営委員が紹介され了承された。また運営委員長を東南アジア研究所助教授河野泰之氏、副委員長(事務局長)を民博地域研究企画交流センター教授臼杵陽氏とすることが了承された。また、今後必要に応じて運営委員会に参加組織から若干名を加えることが了承された。

(5)設立準備委員会で検討された規約(案)について検討し承認した。主な意見としては、(1)理事会の立ち上げを理事会で行うことの正当性、(2)地域研究コンソーシアムの活動に地域研究企画交流センター(地域研)の予算を使うことのできる根拠、の2点が出された。(1)については、設立準備委員会の議論のなかで開放型メンバーシップと実施責任の明確化の2面を保証する形態として理事会の位置づけが検討されたことが説明され、了承された。(2)については、地域研運営委員会の審議を経て地域研の活動の一部と認められることを条件とすることが説明され、了承された。

(6)設立準備委員会でまとめられた活動計画(案)について、人材の流動化の具体的方策などについて検討し、承認された。

(7)その他
理事会の事務局は、地域研究企画交流センターにおき、押川理事が連絡など理事会の事務を担当することが了承された。
メンバーシップの承認などについては、随時、Eメイルなどを活用した持ち回り会合で決済すること、理事会は年に数度の開催とし、次回は7月頃を目処に開催することが了承された。

(文責 押川、2004年4月27日作成)