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地域研究コンソーシアム 2017年度第2回理事会 議事録

日時: 2017年9月27日(水)13:00〜15:00
場所: 京都大学稲盛財団記念館東南亭
出席者(敬称略): 河野泰之、仙石学、飯塚正人、飯島明子
委任状(敬称略): 阿部健一、高倉浩樹、高橋五郎、宮崎恒二、韓敏、川中豪
陪席(敬称略): 塩谷昌史(運営委員長)、山本博之(事務局)

配布資料

 

(1)JCAS賞最終選考評価票
(2)幹事組織申請

議事

 

0.はじめに

(1)出席理事4名、委任状提出6名で定足数を満たしていることが確認された。
(2)前回理事会の議事録の内容が確認され、議事録として確定された。

1.JCAS賞の審査について

(1) 河野会長を選考委員長として、配布資料(1)に基づいてJCAS賞の最終選考を行った。審議の結果、
研究作品賞は雲和広氏、登竜賞は長田紀之氏、社会連携賞は荒武賢一朗氏(代表)に授賞すること、
研究企画賞は授賞なしとすることを決定した。講評・授賞理由は部門ごとに理事が分担執筆して
選考委員長が取りまとめることとなった。

(2)JCAS賞の審査方法について、以下のことを確認した。
・一次審査は、運営委員が分担する現行の仕組みで大きな問題はない。研究作品賞・登竜賞の対象書籍を
審査後に返却して二次審査に使うことで書籍購入の経費負担が減る。一次審査の分担決定、一次審査の 結果提出、対象書籍の返却が遅れると二次審査以降の日程がずれ込むため、締め切りを守るよう運営委員に
注意喚起する。
・二次審査は、一次審査の結果が出てから部門ごとに専門委員を委嘱する現行の仕組みを継続する。現行の
仕組みでは、二次審査候補の分野や地域に応じて専門委員を選べるという利点があるが、一次審査の結果が
遅れると専門委員の委嘱が難しくなるという問題がある。この問題は、二次審査候補が確定した時点で
二次審査候補を運営委員会と理事会に示し、専門委員の候補選びに理事と運営委員の協力を得ることで
解消が期待される。二次審査の専門委員はJCAS賞部会と事務局が決定し、二次審査の結果が出るまで
理事および運営委員に開示しない。
・最終審査は、理事会が行うという現行の仕組みを継続する。一次審査と二次審査が遅れると最終審査に
十分な時間が取れないという問題があったが、これは二次審査候補が確定した時点で理事に二次審査
候補を示すことで解消される。最終審査のための資料の入手は理事がそれぞれで行う。

(3)来年度以降のJCAS賞について以下のように決定された。
・研究企画賞を廃止し、研究作品賞、登竜賞、社会連携賞の3部門とする。
・JCAS賞の審査に関する申し合わせの改定案および来年度のJACS賞の募集要項案を事務局で作成し、
次回理事会で審議する。

2.その他

(1)来年度以降の運営体制について以下のことが確認された。 ・幹事組織のグループ分けおよび拠点幹事組織の設置については、将来構想WGから提案を受けて次回
 理事会で検討する。
・加盟組織のグループ分け(ウイング化)については、将来構想WGから提案を受けて次回理事会で
 検討する。
・運営委員会の構成と運営方法については、運営委員会から提案を受けて次回理事会で検討する。
・事務局体制の移行については、事務局を幹事組織の持ちまわり式とすることを念頭に置いて経費負担の
 見通しを含めた資料を事務局で作成し、これをもとに次回理事会で検討する。
・自己評価委員会は廃止する。
(2)来年度以降の運営体制の変更に伴い、事務局が規約改正案を作成し、これをもとに次回理事会で
 審議することになった。
(3)配布資料(2)に基づき、大阪大学グローバルイニシアティブ・センターの幹事組織への参加に
 ついて検討され、メールによる稟議で諾否を決定することとされた。なお、承認となった場合は
 その日付をもって幹事組織とし、次回の理事会・運営委員会に参加を求めることが確認された。


以上

(2017年10月4日作成、10月10日承認)