日時: | 2007年7月13日 15:00〜18:00 |
場所: | キャンパスイノベーションセンター303号室 |
出席: | 赤飯塚正人、岩下明裕、押川文子、河野泰之、鈴木広和、柴山守、染田秀藤、高倉浩樹、兎内勇津流、西井凉子、林行夫、藤田幸一、門司和彦、柳澤雅之、山本博之 |
オブザーバー: | 村上勇介、小林美佳 |
1.議題案
2.運営委員会平成19年度活動方針(案)
3.英文ジャーナルについて
4.学術会議地域研究基盤整備分科会について
5.年次集会関連
6.加盟組織ホームページ調査結果(2007年1〜6月)
7.次世代育成プログラム「地域言語ワークショップ」応募状況等報告
8.学術会議地域情報分科会メモ
これについて、6つの案が示され、そのどれを基本線に選ぶかを討議した。これまで参加組織向けに作成するのか、WEBで発信するなど対外的な意味を持つものか、位置づけが明確でなかったことが指摘され、今回は、加盟組織に発送するものとして第3案を、ホームページに掲載し、対外的に示すものとして第1案を基本に採用し、細部については、メーリングリストにおいて、7月20日午後5時までに意見を募った上で、確定することとした。
高倉委員より、資料に基づいて企画案が提案され、基本的に了解された。
柴山委員より、今年採択されたグローバルCOEのうち、地域研究がらみのものを、年次集会の機会に紹介してもらうのはどうか、という提案が出され、学術会議に共催を依頼する一方、該当するプログラムをリストアップした上で、個々に依頼してみること、時間帯としては、11月10日の企画シンポの前、もしくは翌11日の午前のいずれかに行うこととした。
また、これまでのところ、集会に接する日程で連携シンポジウム等を予定している研究会等はないが、連携シンポについては特に〆切を設けず、すぐに反応してきて、ポスター作成に間に合うところについては、ポスターに反映させたいとの報告があった。
藤田委員より、雑誌の性格と意義について議論が集約に至らず、また、和文雑誌も軌道に乗っていない状態で両面作戦は難しいという報告があり、今後この件は、ジャーナル検討WGで継続検討とすることが了承された。 また、藤田委員は、今後和文雑誌担当として活動することとなった。
河野委員より、本日、会合を開いて検討したが、奨励賞については、時期尚早という結論になった。加盟組織でどんなアウトプットがあるか、よく知られていない。こうしたことについて、ホームページなどを通じて共有ができてから次のステップに進むのがいいのではという報告があり、了承された。また、科研費が採択された地域研究課題の分析を考えているという発言があった。
林委員より、『学術の動向』は26冊の注文があったこと、言語ワークショップの手配を進めていること、などの報告があった。
また、加盟組織宛配布物の発送と名簿管理の問題について議論し、発送用名簿は事務局において管理すること、配布物の発送は基本的に事務局の担当であること、運営委員は、必要に応じて名簿の情報提供を受けることができること、名簿の取扱については、今後、ルールを設けることが必要で、事務局において原案を検討することが確認された。
柳澤委員より、ニュースレターは2000部余り発送したこと。次号は9月に発行予定であること、ホームページのリニューアルは、年度内に行う予定で改訂作業中であることが報告された。また、サーバの維持について、今後、外部に委託することが諮られ、了承された。
また、柳澤委員より、加盟組織のHPに掲載された行事と、そのうちJCASが広報協力した行事とを比較する参考資料が説明され、行事総数214件のうちJCASを通じて広報されたのは23件であることが報告された。これについては、広報協力を依頼するかどうかは、行事を主催する側のスタンスの問題であるが、それとは別に、JCASとして加盟組織の活動に関する情報を収集しデータベース化すれば、有用な情報になるという意見が出された。
鈴木委員から、資料に基づいて、言語ワークショップの受講者を募集の結果、ウルドゥー語、タイ語、ベトナム語、ポルトガル語について、全15名の応募があったこと(カタロニア語は応募なし)、今回は、受講対象をNPO等にも広げたが、その方面からの応募はほとんどなかったこと、地域的には東北から九州までの広がりがあること、タイ語が特に人気が高く、6人が応募したことが報告された。
兎内委員から、7月12日に東京で研究会を開催したこと、あわせて東南アジア逐次刊行物総合目録の作成プログラムと、海外調査の初回の打ち合わせを行ったこと、海外調査は、総合目録作成と関連を持たせて、来年の1月〜2月ごろ、東南アジア方面で実施の予定であり、月内には概要を固め、参加者を募集できるようにしたいとの報告があった。
柴山委員より、10月5 日にUCバークレーから報告者を呼んで、Google Earthの活用についての研究会を行う予定であることが報告され、了承された。また、同委員より、学術会議地域情報分科会の活動状況が紹介され、@問題を検討する枠組みを設ける必要があること、Aデータベースのプラットフォームの選択が重要であること、Bベースとなるコンテンツづくりが重要であること、Cどこがデータベース作成を担うかという、受け皿の問題があるということを考えていること、9月20日が次回の会合なので、同月10日までに、盛り込むべき意見があったら寄せて頂きたいとの発言があった。
山本委員より、これまで、阪大と連携してワークショップを2度ほど実施しているとの報告があった。
山本委員より、今年度はまだ研究会を実施していないが、今後2,3回開催したいと考えているとの報告があった。
次世代育成担当の活動と関連が深いことから、家田会長と連絡を取りつつ、関係委員から報告者を選任していただくこととなった。
西井委員長より、理事会から、予算を要する新規事業については前年度の11月ごろまでに知らせてほしいという点、および、検討中の奨励賞のあり方について、慎重を期すよう、運営委員会に要望があったとの報告があった。
岩下委員より、9月から在外研究に入るため、代わりの委員を推薦する予定であるとの報告があった。
次回は、11月9日(金)もしくは11月10日(土)に仙台で開催する。