地域研究コンソーシアム 第21回運営委員会議事録
日時: | 2008年11月7日(金)15:00〜18:15 |
場所: | 京都大学地域研究統合情報センター3階会議室 |
出席: | 飯塚正人、石井正子、石川登、奥村誠、押川文子、北村由美、高倉浩樹、高松幸司、林行夫、原正一郎、野町素己、柳澤雅之、山本博之
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欠席: | 赤嶺淳、阿部健一、家田修、寺田勇文、西井涼子、信田敏宏、福武慎一郎、堀坂浩太郎、三尾稔、宮原曉、村上勇介
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オブザーバー: | 小林美佳、松田浩子 (敬称略、五十音順)
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配布資料
1.2008年コンソーシアム活動報告(2007年12月〜2008年11月)
2.「2008年コンソーシアム活動報告」添付資料(2008年11月8日現在)
3.各研究会の活動報告(総会報告用資料)
4.地域研究コンソーシアム・ニューズレター(No. 6 2008年10月)
審議事項
1. メール会議の承認事項:ジャパン・プラットフォーム委員交代と継続について
(【jcas-wcom:00849】運営委員の交代などについて)
林事務局長より、メール会議で審議された結果、ジャパン・プラットフォーム推薦の運営委員が高松氏から桑名氏に交代となったことが報告された。高松氏に関しては、これまでのJCAS及び地域研究への貢献を鑑みて運営委員として継続してほしい、という要望が出され、承認された。高松氏の所属(三井造船)が加盟組織ではないため、京都大学地域研究統合情報センター(CIAS)の客員准教授という肩書きで運営委員を継続していただくこととなった。
高倉運営委員長から、これを機に、運営委員に成る資格に関し、加盟組織外の人も運営委員になることができるなど、現在の規則を柔軟に変更してはどうかという提案があった。これに関しては、高倉運営委員長が案をとりまとめ、運営委員にはかることとなった。
2. 各部会の活動報告
【次世代育成作業部会】
次世代育成作業部会の担当者が欠席であったため事務局が活動状況について報告した。
- 地域言語ワークショップ:開催状況は次の通りであった。
ベトナム語 7名
ウルドゥー語時事 4名
ウルドゥー語基礎 5名
ハンガリー語 1名
カタロニア語とタイ語:研修者なし
- 地域言語ワークショップについては従来の方式を踏襲しつつも、新しい方式で実施ることを考えてもいいのではないかという意見が出た。
・地域研究次世代ワークショップ
2008年度には3件が採択された。予算の執行を円滑に行うために、主催者の中に加盟組織メンバーがアドバイザーとして入ることが条件とされた。そして事務局側(CIAS)には担当者(村上委員)をおいた。しかし、2008年度のワークショップを実施する過程で、この仕組みが機能していないことが判明した。この点について、アドバイザーと担当者村上委員の間で、予算執行の手続きが行われるよう周知徹底される必要が確認された。高倉運営委員長から次世代育成作業部会に対し、ワークショップの実施者は事務局とのメールにおいて、必ずアドバイザーとCIASの担当者にCCをする体制を周知するよう、伝えることとなった。
*今後、新たに予算化が必要となる新規の公募企画がある場合、次世代育成作業部会が運営委員会を通じて理事会に予算の確保を含めた要望を提出する時機は、年内であることが確認された。
【和文雑誌『地域研究』作業部会】
押川委員より、『地域研究』が今年度1号発行されたことが報告された。次号の発行も進められている。
【広報部会】
・地域研究コンソーシアムニューズレター
柳澤委員より、No. 6(2008 年10月)が発行されたことが報告された。次号は2009年3月までに出す予定。掲載内容について、こんな情報を載せたらいい、という案があれば、積極的に出してほしいとのこと。
- 地域研究コンソーシアムニューズレター
柳澤委員より、No. 6(2008 年10月)が発行されたことが報告された。次号は2009年3月までに出す予定。掲載内容について、こんな情報を載せたらいい、という案があれば、積極的に出してほしいとのこと。
- ホームページ(HP)
柳澤委員より、加盟組織の公募、イベント情報をJCASのHPに自動的に収集するシステム構築について、各加盟組織のHPシステムがバラバラなため、一律に自動化できないことがわかり、各加盟組織のイベントのページに個別に対応しながら自動化(ロボット検索)を進めているとの報告があった。
これに対し、HPの他の項目だけでも更新してほしいとの要望がだされ、早急に対応することが確認された。
3. 各研究会の活動報告
【情報資源共有化研究会】
北村委員より、配布資料にそって目的と活動報告が述べられた。
【地域情報学研究会】
原委員より、同研究会では「地域研究情報学とはなにか?」というテーマを地域研究者と情報学研究者が少人数で取り組んでいる、という研究会の概要の説明があった。つづいて、配布資料にそって活動報告と今後の予定が述べられた。今後の予定と課題に関し、ツール群を近日中に公開するので使ってもらい、どんな機能があったら便利かなどをフィードバックしてほしい、とのこと。また、フィードバックのための研究会を開催したいが、予算がないという問題があることが述べられた。データベースのガイドラインをつくる予定である。地球研、アジ歴などの機関との機関間連携も進める予定である。
【社会連携研究会】
石井委員より、配布資料にそって、活動報告が述べられた。災害時情報をJCASのHPにどのように掲載するかについて、社会連携研究会と広報部会の間で検討し、それをホームページに反映させることとなった。
【地域研究方法論研究会】
山本委員より、配付資料にそって研究目的、研究体制、研究計画が述べられた。
4. 事務局の活動報告
林委員より、今年度はメールマガジン44件、広報64件をメールで配信したことが報告された。新規の加盟組織は8つであった。メールの配信に際し、メーリングリストが機能しているかどうか(受信者数の確認)、スパムなどではじかれていないかどうか確認することとなった。問題が発見された場合、事務局で対策の素案をまとめることとなった。
5.年次集会
石川委員より、今年度の年次集会の予定参加人数は77人であることが報告された。そのほか、実施体制にかかわる諸問題と作業方針を明確にし、周知徹底する体制を構築することが重要であることが指摘された。第三期(2008-2009年度)の年次集会の担当者でこの点ふまえて来年度に備えることが確認された。
6.運営委員会・事務局「活動報告と今後の活動予定」
高倉委員長より、配布資料にそって報告があった。文言に関して修正が提案され、年次集会で配布する資料を適宜修正することとなった。
7.その他
押川委員より、HPでの加盟組織の提示の仕方について、81の加盟組織を地図にプロットしたものはできないか、という提案があった。学会などは世界地図におとすことなど、工夫すれば地図にプロットできることなどが確認された。
次回の運営委員会:
日程:運営委員長と事務局で調整する
場所:サピアタワー京大事務所(JR東京駅)
以上
(文責:石井正子)