日時: | 2010年11月5日(金)13:00〜16:00 |
場所: | 上智大学2号館2-630a室 |
出席: | 家田修、石井正子、上野稔弘、太田信宏、貴志俊彦、小森宏美、酒井裕美、塩谷昌史、田中英式、西芳実、丹羽典生、福武慎太郎、古谷大輔、宮原曉、村上勇介、柳澤雅之、山本博之 (敬称略、五十音順) |
記録: | 田中英式(愛知大学国際中国学研究センター) |
(1) 地域研究コンソーシアム・年次集会(総会)資料「活動報告(2009年11月〜2010年10月)
(2) 地域研究コンソーシアム加盟組織一覧(2010年11月6日現在)
(3) 理事会および運営委員会の構成(2010年11月6日現在)
(4) 理事会・運営得委員会・各研究委員会の開催状況
1.メール運営委員会の承認
以下のメール運営委員会の内容が承認された。
・社会連携メンバーの追加(11月2日)
2.年次集会部会(上野)
・すでに確定したプログラムの通り実施されるとの報告があった。
・今年度は会場の都合でポスター・DVDセッションは行わない。
3.研究企画部会(上野)
・翌日の年次集会シンポジウムの内容について報告があった。
・総合討論の司会は家田委員が担当する。
・趣旨説明および司会進行は上野委員が担当する。
・来年度、東京大学で開催予定の「紛争」をテーマとする出張講義について、担当者を決めることにした。審議の結果、上野、福武、錦田、石井、西、古谷の各委員がメンバーとなり、上野委員が取りまとめを行うこととなった。これらの委員が中心となって出張講義のテーマおよび人選を行う。運営委員会にあわせて研究会を開催することなどが提案された。
4.次世代支援部会(福武)
・前回の運営委員会で条件付きで承認されていた次世代ワークショップの2件(「イスラエル/パレスチナ地域をめぐる総合知の形成」、「来るべき「ブラジル研究」にむけて」)について、再提出された申請書を部会で審議した結果、これを受理したことが報告され、2件の申請書について運営委員会としていくつかの助言が出たことを確認した上で、申請受理を承認した。
・これまで次世代ワークショップの関連機関の主催と共催の基準が曖昧だったため、今後は各関連機関を「主催」とすることが提案され、審議の結果、当面の間、主催で併記することを確認した。
・年次集会のシンポジウムの参加者が少ないため、年次集会を2日間の開催とし、2日目は次世代ワークショップを含む公募パネルを複数件実施することが提案され、提案通り承認された。これに伴い、年次集会の日程と会場は前年度の年次集会までには決めて発表する必要があること(ただし今年度は準備が不十分なので4月以降に発表すること)が確認された。
5.研究交流促進部会(宮原)
・11月3日に愛知大学でJCAS共催シンポジウム「ASEAN・中国19億人市場の誕生とその衝撃」を開催したことが報告された。また、その他の共同企画研究の公募については現在調整中であるとの報告があった。
・「JCAS研究者バンク」の進捗状況について質問があり、「バンク」という名称はやめ、テーマを並べる形で調整しているとの回答があった。
6.広報部会(貴志)
・ニューズレター、Webサイト、メールマガジン、リーフレット、要覧の各広報媒体の進捗状況について報告があった。
・要覧についてはニューズレターを流用すればよいのではないかとの提案があった。この提案に対して、「公募情報など重要な情報があるので要覧は別に作成すべき」、「新規加盟組織のためにも要覧は必要」といった意見が出され、審議の結果、要覧はこれまで通り作成することを確認した。
・年次集会・シンポジウムの広報資料は年次集会部会で作成することが提案された。審議の結果、年次集会・シンポジウムの広報資料は会場校がチラシ・ポスターの作成から発送までを担当することを確認した。ただし、コンソーシアムウィークの広報は広報部会が担当する。
7.和文雑誌
・3月までに2号を発行予定であることが報告された。
8.情報資源部会(家田)
・パブリックコメントへの協力について謝意が述べられた。
・委員から地域研究者のビブリオグラフィーを作成してはどうかとの提案があり、現在、情報部会でデータベースを試作中との回答があった。
・部会の活動内容を運営委員会に周知する方法が確認された。
9.社会連携部会(石井)
・「若手地域研究者の社会連携:アクション・プラン策定に向けたミーティング」の実施が提案され、石井委員が担当することで承認された。北海道大学、大阪大学グローバルコラボレーションセンター、上智大学が共同企画者となることが確認された
10.JCAS賞検討部会
・JCAS賞の最終案が確定し、年次集会で発表する旨の報告があった。
・5名の審査員の決定方法について質問があった。基本的に任命は理事会が行うこととし、必要に応じて運営委員会から候補者リストを提出することを確認した。
・JCAS賞検討部会は募集要項の作成などのために年度内は活動を継続し、来年度以降の選考作業はJCAS事務局が引き継ぐことを確認した。応募多数の場合、5月の運営委員会で委員に下読みを割り振ることなどが提案された。
11.地域研究方法論部会(山本)
・11月5日、運営委員会の後に上智大学において地域研究方法論シンポジウム「実践系学知としての地域研究」を行うことが報告された。
12.その他(山本)
・次回運営委員会は、2011年3月7日に京都大学東京オフィスで開催する。
以上