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JCAS : Japan Consortium for Area Studies

地域研究コンソーシアム
第33回(2011年度第3回)運営委員会議事録

日時: 2011年11月4日(金)13:00〜15:00
場所: 大阪大学豊中キャンパス 待兼会館
出席者: 山本博之、帯谷知可、貴志俊彦、西芳実、丹羽典生、宮原曉、立岩礼子、柳澤雅之、酒井裕美、福武慎太郎
記録: 福武慎太郎

配布資料

(1) JCAS年次集会(総会)資料
(2) 地域研究コンソーシアム賞の審査に関する申し合わせ
(3) 地域研究コンソーシアム賞募集要項
(4) 研究企画部会報告「年次集会シンポジウムについて」
(5) 主催・共催の手続きについて

審議事項

1.年次集会

(1) 11月5日(土)開催予定の年次集会について、年次集会部会より、資料にもとづき説明があった。 総会における次世代ワークショップの報告に関して、予定報告者3名から5名へと変更されたことが報告された。
(2) 来年度の年次集会は北海道大学において11月3日(土)?4日(日)に開催を予定していることが報告された。 11月2日(金)に運営委員会や関連行事をおこなう可能性も確認された。

2.JCAS賞

(1) 地域研究コンソーシアム賞の審査に関する申し合わせ事項として、新たに明記すべき点を追加修正し、承認された(資料参照)。特に重要な事項として、3件程度を二次審査の対象とすること、6月初旬までに一次審査を終えることを追加記載することを確認し、承認した。
(2) 現行の選考方法である5段階評価について意見交換をおこない、次年度も現行の評価方法を維持することを確認した。
(3) 次回の募集より、論文に関しては自薦他薦問わず現物を一部提出してもらうことが決まった。書籍の場合は不要とすることも確認された。
(4) 選考結果の通知について:受賞者に対しては選考決定直後に受賞者に内定通知を送り、推薦者にはとくに通知しないことを確認し、承認した。事務局に問い合わせがあった場合はホームページにて確認するよう回答するとした。この通知に関しては申し合わせ事項に明記することがきまった(後日メールにて修正版を回覧する)。
(5) 社会連携賞については1件、研究企画賞については0件であったことが報告された。応募数を増やす対策として、募集要項は現行のままとし、運営委員および理事に積極的に推薦を呼びかけることを確認した。
(6) 賞金や新聞掲載などメディア戦略について、引き続き理事に協力を依頼することを確認した。

3.次世代支援部会

  (1) 前回の運営委員会で承認された次世代ワークショップ企画6件に加え、開催校(大阪大学)枠としてさらに1件採択され、メール会議にて承認を得たことが報告された。
(2) 今年度新たにスポンサーとして支援協力していただいた北海道大学スラブ研究センターおよび京都大学東南アジア研究所に対し、来年度も支援の継続を理事会にてお願いすることを確認した。

4.研究交流促進部会

  (1) 秋募集の共同研究企画で1件の応募(「現代中国と東アジアの新環境」)があった。これについてJCAS加盟組織との連携を広げることを条件に採択した。
(2) オンデマンド・セミナーについてはまだ応募がないが随時募集していると報告があった。
(3) 今年度応募がなく予算に余裕がある場合、JCASコラボレーション・シリーズや活動報告書の作成に利用することについて承認された。

5.社会連携部会

(1) 社会連携プロジェクトの募集についてなかなか集まらないことについて報告があった。引き続き運営委員や理事会を通じて呼びかけることを確認した。

6.情報資源部会

(1) 情報資源セミナーの巡回講演について提案があった。年次集会における開催など、より多くの場で開催し、情報部会の議論の共有化が促進されるよう引き続き検討してゆくことが確認された。

7.地域研究方法論研究会

(1) 今年度末に『地域研究』において特集を組む予定であることが報告された。

8.広報部会

(1) 今年度末に『地域研究』において特集を組む予定であることが報告された。

9.和文雑誌部会

(1) 年度内に2号を刊行予定であることが報告された。

10.事務局

(1) 前回の運営委員会から1件の新規加盟組織(日本南アジア学会)があったこと、1件の脱退組織(立教大学AIIC)があり、現在の加盟組織数は93団体であることが報告された。

(1) 主催・共催の手続きについて確認した。(資料参照)
(2) 運営委員長の選出方法について、2月末?3月上旬に開催予定の運営委員会において選出することを承認した。
(3) 総会資料の活動報告書における総括と展望について、国内外の諸問題(中東の民主化、東日本大震災など)に迅速に対応したことを追加して記載することを承認した。

12.研究企画部会

(1) 年次集会のシンポジウムの準備において、会場の設備に関する情報などを含め、事務局、年次集会、会場校間の連絡を今後密にしてゆくことが確認された。

13.今後の年次集会の方向性について

(1) 第I部総会の活動報告について、次年度より次世代ワークショップ採択者自身による報告は実施しないことを承認した。そのかわりにポスターセッションを実施することを承認した。
(2) 今年度よりはじまった次世代ワークショップの公募枠「年次集会枠」について、より年次集会の企画と連携を強化するために研究企画部会が担当し、次世代支援部会と密に連携し公募を実施することを承認した。

14.次回運営会の日程について

2012年2月下旬?3月上旬の開催予定とし、メールにて日程調整をおこなうことを確認した。

以上