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JCAS : Japan Consortium for Area Studies

地域研究コンソーシアム
第36回(2012年度第2回)運営委員会議事録

      
日時: 2012年7月13日(金)13:00〜16:00
場所: 京都大学・東京オフィス 会議室3
出席者: 家田修(北大スラ研)、上野稔弘(東北大東北ア)、塩谷昌史(東北大東北ア)、太田信宏(東外大AA研)、錦田愛子(東外大AA研)、小嶋祐輔(愛知大国際中国学研究センター)、甲山治(京大東南ア研)、星川圭介(京大地域統合研)、柳澤雅之(京大地域統合研)、山本博之(日本マレーシア学会)、西芳実(日本マレーシア学会)、立岩礼子(京外大京都LA研)、宮原暁(大阪大GLOCOL)、福田州平(大阪大GLOCOL)、伊藤敦規(民博)
陪席:二宮さち子
記録:上野稔弘・塩谷昌史(東北大東北ア)

審議事項

部会からの報告

1.研究企画部会(塩谷)

塩谷部会長から年次集会でのシンポジウム案「地域研究における文理協同の可能性?ユーラシアの地域研究を例に」(案)について資料にもとづき趣旨等の説明があり、 種々質疑応答と意見の交換を行った。その結果、JCASとして「ユーラシア」や 「文理協働」というコンセプトをとりあげる意義をより明確にすることなどの修正を施したうえで、7月中に講演者の候補を含めた案を策定するとなった。

2.情報資源部会(柳澤)

柳澤部会長から、部会長が柳澤氏に決定した旨、報告があった。

3.年次集会部会(家田)

  本年度年次集会のスケジュールについて、資料にもとづき議論を行った。 この結果、以下の案をもとに会場校の調整をすることとなった。なお総会でのJCAS賞受賞者の披露、次世代ワークショップの紹介、 会場隣のロビーでポスターセッションなどの詳細は、部会等で今後検討していくこととした。 (11月2日) 12時30分 運営委員会 13時30分 理事会 14時30分? 企画(次世代ワークショップ/もしくはプレシンポ) (11月3日)  10:00〜12:00 総会   会長挨拶(5分)  新規加盟組織紹介(5分)  活動報告(30分)  次世代ワークショップ報告(20分)  地域研究コンソーシアム賞授賞式(60分) 13:30〜18:00 一般公開シンポ  18:30〜20:00 懇親会 

4.次世代支援(太田)

  太田部会長から次世代ワークショップの公募審査結果について資料に基づき説明があった。 応募件数は6件であり、うち3件を採択、2件を再審査、1件を不採択としたい旨、説明があり承認された。 また自由課題・自由開催枠、年次集会開催枠、東南アジア地域研究枠について各1件の再募集を行う旨、提案があり、 8月31日を〆切りとして再募集を行うこととした。

5.研究交流促進部会(立岩)

  立岩部会長から研究交流促進部会の公募審査結果について下記3プログラムを採択したい旨、提案があり、承認された。 また募集枠が残っているため、再募集も行う旨、報告があった。(8月31日 〆切り)  「学会連携企画」:「アジアのディアスポラ文学‐マレーシアと日本の事例から」採択  「学会連携プログラム」:「アジア的文脈からみた「公」と「私」」採択  「共同企画講義プログラム」:「21世紀の人文科学:エスノグラフィを書く」採択

6.社会連携部会(西)

  西部会長から、現在、各プロジェクトの進捗状況について報告があった。

7.地域研究方法論部会(山本)

  山本部会長から、地域研究方法論プロジェクトとなり得るプロジェクトがあれば、提案を歓迎する旨、報告があった。

8.広報部会(柳澤)

  柳澤部会長から、JCAS各事業に関する今後の広報について説明があった。 またコンソーシアム・ウィークのポスターに関して、原則的に開催校の担当である旨、説明があった。

9.和文雑誌(西)

  西部会長から、和文雑誌について現在、編集を進めている旨、また、企画の募集も随時行っている旨、説明があった。

10.JCAS賞(宮原)

  宮原部会長から、現在、2次審査に向けて、1次審査の結果をとりまとめている段階である旨、報告があった。 また、一名の審査委員の方が辞退したため、欠員を補充する予定であるとの報告があった。

11.将来構想WG(立岩)

  立岩委員から、将来構想WGの活動を進めるため、「地域研究コンソーシアムを通じた地域研究の将来構想に関する研究」(24年6月1日〜25年3月31日) (研究代表者:立岩礼子〔京都外国語大学・京都ラテンアメリカ研究所〕)というタイトルで、 平成24年度京都大学地域研究統合情報センター「地域研萌芽研究」の研究助成に申請した旨、報告があった。  またワーキングとして、キャリアデザインに関していくつかの官公庁、企業との協力体制を模索している旨、報告があった。

12.事務局

  加盟組織の増減に関して、京大グローバルCOE、長崎大グローバルCOEがプログラム終了により脱退、 法政大大学院中国基層政治研究所が加盟し、JCAS加盟組織数が計94組織となった旨、報告があった。

13.運営委員長

  宮原運営委員長から、幹事組織以外のJCAS加盟組織に今後、積極的に共催を募っていきたいとの方針の説明があった。 この点に関して種々議論を行い、今後、折に触れて加盟組織のJCAS事業への共催を促していくこととなった。 ただし「共催のお願い」といった文書は作成せずに、幹事組織や理事、運営委員のネットワークを活かし、 主として口頭での行うこととなった。

その他

  小嶋委員から、愛知大学と北京大学との共同シンポジウム 「日中韓FTAかTPPか?−国際共同研究ワークショップ」が7月14日に開催される旨、案内があった。

以上