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JCAS : Japan Consortium for Area Studies

地域研究コンソーシアム
第43回(2014年度第1回)運営委員会議事録

 
日時: 2014年5月26日(月)10:00〜12:00
場所: 京都大学稲盛財団記念館213号室
出席者: 長縄宣博(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)、野町素己(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)、荒川慎太郎(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)、苅谷康太(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)、幡谷則子(上智大学イベロアメリカ研究所)、古澤文(愛知大学国際中国学研究センター)、帯谷知可(京都大学地域研究統合情報センター)、谷川竜一(京都大学地域研究統合情報センター)、柳澤雅之(京都大学地域研究統合情報センター)、山本博之(日本マレーシア学会)、西芳実(日本マレーシア学会)、立岩礼子(京都外国語大学京都ラテンアメリカ研究所)、宮原曉(大阪大学グローバルコラボレーションセンター)、福田州平(大阪大学グローバルコラボレーションセンター)、丹羽典生(人間文化研究機構国立民族学博物館)、鈴木広和(大阪大学人間科学研究科グローバル人間学専攻)
陪席者: 二宮さち子(事務局)
記録:苅谷康太(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

※議事に先立ち、以下の2事項が行われた。 2014年度運営委員の自己紹介 第42回運営委員会(2014年3月開催)の議事要旨及び同会に関連するメール審議事項の内容についての確認

議題

1.2014年度活動計画について

1.研究企画部会(宮原〔代読〕)
年次集会一般公開シンポジウムについて、シンポジウム準備の日程、検討中のシンポジウム・テーマ、シンポジウムの成果報告書の刊行等についての報告がなされた。

2.年次集会部会(帯谷)
年次集会について
 2014年度年次集会の会場、日時の報告があった。また参加者の便宜を図るため、託児室設置を検討している旨、報告があり、周囲の託児施設の利用可能性も含めて引き続き部会で検討することとなった。
 2014年度年次集会プログラム原案が以下の通りであると報告された。
  10月31日(金)運営委員会、理事会、コンソーシアム・ウィーク関連行事等
  11月1日(土)午前:総会
午後:一般公開シンポジウム
18:30?:懇親会
2014年度年次集会会場であるアジア経済研究所の担当者に今年度の会場担当組織から運営委員となっていただくことを依頼する。
2015年度年次集会会場校については、今年度の年次集会時までに内諾を得ることを目指して、これから各組織に打診していく予定である。

3.次世代支援部会(幡谷)
次世代ワークショップ公募(年2回)について
公募締め切りを7月4日とすることが確認された。
自由課題・自由開催枠(40万円×3)、東南アジア地域研究枠(40万円×1)、境界研究枠(20万円×1)、異文化共生枠(40万円×1)での公募を行うこととなった。年次集会開催枠については、別途調整していくことが確認された。なお、7月4日の段階で応募数が極端に少ない場合は、〆切り延長(追加募集)を検討する。

4.研究交流促進部会(立岩)
 部会長の交替や、公募プログラム改訂の可能性も含め、共同企画研究、共同企画講義、学会連携、オンデマンド・セミナー、特定課題公募への応募数を増やすための働きかけを検討するとの報告がなされた。

5.情報資源部会(柳澤)
 2013年度に作成した研究資源リストをもとに、JCAS加盟組織ごとに概要報告を依頼し、そのうちのユニークな活動に関しては、研究会開催や書籍刊行を検討することが報告された。

6.社会連携部会(西)
 年次集会に合わせた「社会連携プロジェクト見本市」の実施、公募共同研究プロジェクトとの連携、発信力の強化(ホームページ、コラボレーションシリーズ、『地域研究』)を引き続き行う旨が報告された。
 現在進められている社会連携プロジェクトの3分野(災害・紛争への対応、地域研究の成果の社会での活用、地域研究者のライフとキャリア)に関する説明がなされた。
 京都大学地域研究統合情報センターと共催で募集した「災害対応の地域研究」プロジェクトを実施する予定であることが報告された。

7.地域研究方法論部会(山本)
 JCAS加盟組織から地域研究の方法論を募集し、それらを整理する旨が報告された。

8.和文雑誌部会(西)
 2013年度の刊行状況についての報告がなされた。また特集企画の応募状況についての報告がなされた。
 広報について、JCASウェブサイト上での公開準備が進められている旨が報告された。京都大学生協書籍部の「地域研究ブックフェア」において、『地域研究』執筆者紹介をもとに作成した書籍ガイドを提供したとの報告がなされた。
 2014年度活動計画について、『地域研究』第15巻第1号及び第2号の刊行の予定が報告された。特集企画に関連した企画の実施を検討している旨が報告された。
 JCAS加盟組織の書籍部での販売について、協力が呼びかけられた。

9.広報部会(柳澤)
 広報部会の活動予定(ニューズレターの発行、ポスター制作、ホームページの保守)についての説明がなされた。
 学会のメーリングリスト等を通じたニューズレターの頒布の方法についての説明がなされた。
 公募プログラムごとに広報の方法を検討する旨が報告された。

10.JCAS賞部会(宮原)
 JCAS賞の研究企画賞、社会連携賞部門の締め切りが6月2日(月)に延長されたことが報告された。こうした事態に至った背景について、意見の交換がなされ、今後、対策を検討することとなった。
 推薦者への通知方法についての報告がなされた。
 審査委員の補充について部会で検討する旨が確認された。

11.地域研究将来構想WG(立岩)
 京都大学地域研究統合情報センター共同研究・公開シンポジウム「世界はレイシズムとどう向き合ってきたか:地域研究とジャーナリズムの現場から」を2014年7月下旬に開催する予定であるとの報告がなされた。
 若手研究者の研究成果を発信するため、アジアプレスインターナショナル(Yahoo!ニュース)への投稿を促進することを検討中であることが報告された。
 WG内で実現に向けて検討する諸事項についての報告がなされた。

12.事務局(帯谷)
  事務全般を担当し、またメールマガジンの発行を行う予定である。

2)2014年度部会別活動計画・予算案について(帯谷)

2014年度の活動計画について、計画・共催に関する案を策定した。

3)2014年度JCAS賞の審査担当作品の決定

研究作品賞2件及び登竜賞5件のそれぞれに対して2名の評者を決定した。研究企画賞、社会連携賞については、締め切りの後、別途、依頼することとなった。

4)新規運営委員の所属部会決定

新規運営委員の所属部会が決定した(荒川:情報資源部会、鈴木:次世代支援部会、谷川:広報部会、長縄:研究企画部会)。

5)新しいWGの設置について(宮原、山本)

JCASと連携する新学会の設立の可能性を検討するためのWGを設置する旨が確認された。WGの仮称を「組織検討WG」とし、WG長(山本)を選出した。

6)運営委員会副委員長の指名

2014年度運営委員会委員長(宮原)による2014年度運営委員会副委員長(帯谷)の指名が行われた。

7)次回運営委員会の開催時期について

第44回(2014年度第2回)運営委員会を7月に開催する旨が確認された。

以上