日時: | 2016年6月10日 10:00〜13:00 |
場所: | 京都大学稲盛財団記念館 2階213号室 |
出席者(18名): | 野町素己(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)、塩谷昌史(東北大学東北アジア研究センター)、錦田愛子(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)、石川博樹(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)、田中周(愛知大学国際中国学研究センター)、甲山治(京都大学東南アジア研究所)、中西嘉宏(京都大学東南アジア研究所)、帯谷知可(京都大学地域研究統合情報センター)、柳澤雅之(京都大学地域研究統合情報センター)、山本博之(日本マレーシア学会)、西芳実(日本マレーシア学会)、樫永真佐夫(人間文化研究機構国立民族学博物館)、宮脇聡史(東南アジア学会)、飯塚宣子(NPO法人平和環境もやいネット)、今泉慎也(日本貿易振興機構アジア経済研究所)(敬称略) |
陪席: | 中山大将(京都大学地域研究統合情報センター)、二宮さち子(事務局) |
記録: | 石川博樹(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所) |
【議題】
1.副運営委員長の選出
山本委員を副運営委員長に選出した。
2.2016年度活動目標について
塩谷運営委員長より、JCASの加盟組織・運営体制・実施事業等に関する説明が行われた後、今期の活動目標が示された。
3.2016年度活動計画について(各部会)
各部会・ワーキングループ・事務局より活動内容の説明が行われた後、以下のとおり、今年度の活動計画について報告がなされた。
(1) 研究企画部会(報告者 塩谷)
2016年度年次集会について、開催準備の進捗状況と、年次集会の成果をまとめた報告書を出版する予定であることが報告された。
(2) 年次集会部会(報告者 帯谷)
2016年度年次集会は11月5日・6日に京都大学稲盛財団記念館大会議室において、同大学東南アジア研究センターと地域研究統合情報センターの共催により開催されることが報告された。 また2017年度年次集会の開催会場を選定する必要があることが提起された。
(3) 次世代支援部会(報告者 甲山)
2016年度次世代ワークショップの募集手続きを進めること、加盟組織に対して同ワークショップへの共催を依頼することが説明された。
(4) 研究交流促進部会(報告者 西)
オンデマンドセミナーなどを今年度も実施する予定であることが報告された。
(5) 情報資源部会(報告者 柳澤)
日本学術会議の提言と連動し、地域研究者のアイデアや視点を反映した総合的情報システムの構築に向けた検討を行う予定であることが報告された。
(6) 社会連携部会(報告者 西)
部会長の交替を検討していることが報告された。
(7) 地域研究方法論部会(報告者 山本)
今年度は地域研究における適切な評価方法の在り方について検討を行うことが報告された。
(8) 和文雑誌部会(報告者 帯谷)
2016年3月に開催された理事会において和文雑誌『地域研究』のオンライン・ジャーナル化と持続可能な運営体制の構築の必要性が提言されたことを受けて、オンライン化に関するワーキンググループが京大地域研に立ち上げられたことが報告された。販売期間が終了した『地域研究』のバックナンバーをJ-STAGEに登録する作業についても経費等の説明がなされた。オンライン化の詳細については、次回運営委員会において提案されることになった。
(9) 広報部会(報告者 柳澤)
紙媒体で刊行しているニューズレターの取扱い、広報関連業務が一部重複している広報部会と事務局の一体化について検討中である旨報告があった。
(10) ワーキンググループ(報告者 山本)
地域研究将来構想ワーキンググループと組織検討ワーキンググループにおいて検討中の課題が報告された。
(11) JCAS賞部会(報告者 塩谷)
JCAS賞として「研究作品賞」「登竜賞」「研究企画賞」「社会連携賞」の4部門があることが説明され、2016年度の各賞への応募状況が示された。
(12) 事務局(報告者 西)
加盟組織の増減と「JCASメールマガジン」の発行回数・登録者数が報告された。
4. JCAS賞の第一次選考について
JCAS賞4部門に対する各応募作品について、第一次選考を行う運営委員を決定するとともに、第一次選考・第二次選考の日程を決定した。
5. 部会決定
2016年度の各運営委員の所属部会を決定した。
6. 年次集会シンポジウムの検討
西委員より、2016年度年次集会シンポジウムの趣旨が説明され、また3つのプログラム構成案が提示された。プログラム構成案については、年次集会部会において審議を継続し、次回運営委員会において決定することが決まった。
7. その他
甲山委員よりスカイプ会議の導入について提案がなされ、次回以降に検討することになった。
以上