日時: | 2018年4月27日(金)15:00〜16:30 |
場所: | 京都大学稲盛財団記念館3階 中会議室 |
出席者(13名): | 安達大輔、荒武賢一朗、飯塚宜子、石川博樹、坂本龍太、塩谷昌史、島薗洋介、徐濤、思沁夫、西井凉子、丸井雅子、柳澤雅之、山本博之 |
委任: | 油本真理、帯谷知可、韓敏、内藤耕、西芳実、マウロ・ネーヴェス |
記録: | 山本博之 |
配布資料
(1)今期の活動方針と計画 (2)年次集会部会報告 (3)オンライン・ジャーナル部会活動報告 (4)JCAS賞部会活動報告 (5)事務局報告 (6)JCASの運営体制
【議事】
T.今期の活動方針と計画
山本運営委員長より、配布資料(1)をもとに今期の活動方針と計画の案が示され、その内容が検討された。主な内容は以下の通り。
・前期までの運営委員会では組織運営に関する議論が中心となり運営委員どうしの研究交流の機会がほとんどなかったという反省を踏まえ、これまで運営委員会が担ってきた機能を(1)研究交流会、(2)部会、(3)運営委員会、(4)懇談会の4つに分け、運営委員会の議論を簡素化して研究交流の度合いを増やす。
・運営委員会の開催前の時間帯に研究交流会を開催し、運営委員による研究紹介を行う。
・運営委員会で審議決定していたことの多くを各部会で審議決定する。部会は、年次集会部会、オンライン・ジャーナル部会、JCAS賞部会の3つ。運営委員会では、各部会の報告・審議事項を事前に共有することで議論を簡素化し、会議は1時間半程度以内に終えるよう心掛ける。
・部会・事務局の担当以外の活動については、運営委員会終了後の懇談会で情報共有・意見交換を行う。
・教育連携、国際連携、学会連携、社会連携、情報共有、地方創生等の分野ごとに加盟組織の研究交流への関心を調査するため、加盟組織に対するアンケート調査を行う。
・日本学術会議地域研究委員会や地域研究学会連絡協議会(JCASA)と連携の強化をはかる。
U.各部会・事務局からの報告と審議
配布資料(1)〜(4)をもとに各部会および事務局から以下のように報告がなされ、関連することがらが審議・承認された。
(1)年次集会部会(塩谷)
・2018年度の年次集会は2018年11月1日〜3日に大阪大学グローバル・イニシアティブセンターで行う。シンポジウムのテーマは「地域との共創―日本、モンゴルと雲南における取り組みから」。
・2019年度の年次集会は国立民族学博物館で開催予定。
(2)オンライン・ジャーナル部会(帯谷)
・オンライン・ジャーナル『地域研究』(https://www.jcas-review.net)のオンライン版第一号となる第17巻第1号を限定公開中。
・第18巻第1号を編集作業中。
・2018年度は第19巻第1号の刊行準備およびバックナンバーのJ-Stage掲載を進める。
・理事・運営委員にはオンライン・ジャーナルの原稿確保および査読への協力をお願いしたい。
(3)JCAS賞部会(山本)
・2018年度のJCAS賞は4月17日に推薦を締め切った。作品賞に4件、登竜賞に7件の応募があった。社会連携賞は応募がなかった。
(4)事務局(山本)
・2018年度よりJCASの事務局は幹事組織が2年ごとに持ちまわりで担当することになり、2018年4月からは京都大学東南アジア地域研究研究所が担当となった。事務局長は山本博之(運営委員長と兼務)、事務局スタッフは石神祥子。事務局スタッフの勤務時間は毎週月曜・水曜・金曜の午前11時〜午後4時(昼食休憩時を除く)。
・日本学術振興会より日本学術振興会賞の推薦依頼があり、前年度の地域研究コンソーシアム賞(JCAS賞)の登竜賞の受賞者が日本学術振興会賞の推薦条件を満たしている場合にその候補を推薦するという理事会決定に基づき、候補者を選定して会長名で推薦した。
・京都大学東南アジア地域研究研究所より、平成30年度共同利用・共同研究拠点「東南アジア研究の国際共同拠点」の公募への審査協力があり、審査結果を取りまとめて同研究所に回答した。
V.所属部会の決定
運営委員の所属部会を決定した。
W.JCAS賞一次審査の担当決定
JCAS賞の一次審査の担当者を決定した。
以上