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GLOCOL BANGKOK Seminar Series 2010 1回目 情報と人間の安全保障─ タイ、そして世界の「見えにくい現実」

主催・共催・その他 主 催:大阪大学グローバルコラボレーションセンター(GLOCOL)
共 催:国際交流基金バンコク日本文化センター
    マヒドン大学医学部
種類 一般向け講演会
対象分野 政治・経済・法律,国際関係,情報資源・ジャーナリズム(IT,図書,資料)
対象地域 世界,東南アジア
開催地方 海外・その他
開催場所(詳細) 国際交流基金バンコク日本文化センター(9月10日)
グランド・ミレニアム・スクンビットホテル(9月11日)
開催時期 2010 年 09 月 10 日 00 時 00 分 から 2010 年 09 月 11 日 00 時 00 分 まで
プログラム Day 1: 2010年9月10日 10:00~16:00
タイにおけるジャーナリズム、タイをめぐるジャーナリズムについて、バンコクで活躍するジャーナリスト、メディア関係者、研究者にお話しいただきます。タイ、そして世界のジャーナリズムの現場で何がどう伝えられ、それを私たちがどのように消費するのかについて考えます。

講師
1. 石高真吾(大阪大学GLOCOL特任助教)
   「開会の辞」「趣旨説明」

2. Alongkorn Parivudhiphongs (チュラロンコーン大学コミュニケーション学部講師)
   「Media in Crisis」

3. 藤谷 健(朝日新聞社アジア総局長)
   「特派員の見たタイのメディア事情」

4. Tonchai Likhitphornsawan(Ton Chabap(出版社)経営)
   「シャム・タイにおける情報の歴史と保存の問題、口承と文書」〈タイ語・英語通訳〉

5. 総合討論


Day 2: 2010年9月11日 13:00~17:00
紛争に関する報道は、一般的にWar Journalismとよばれています。現在のWar Journalismの問題は、起こっている紛争の現象の描写にはすぐれていても、紛争の背景、歴史、根本的な原因などについての記述が少ない点です。こうしたメディアが生みだした「見えにくい現実」のなかで今もとめられるのは、War Journalismではなく、紛争報道を読むことによって平和の方向性についても考えることができる記事を書くPeace Journalismかもしれません。本ワークショップでは、こうしたPeace Journalismが持つ可能性について、参加者の皆さんとともに一緒に考えてみたいと思います。

講師
1. Sirichai Sirikaya(サイアム大学マスコミュニケーション学部学部長・准教授)
2. ヴァージル・ホーキンス(大阪大学GLOCOL特任助教)
概要 GLOCOL BANGKOK Seminar Series 2010

情報と人間の安全保障
 ─ タイ、そして世界の「見えにくい現実」
言 語:英語(タイ語─英語通訳あり)
参 加:無料、要事前予約

今日、情報は私たちが世界をどう認識するかに深くかかわっています。そこで問われているのはメディアの姿勢であるとともに、情報を消費する側の私たちの受け止め方です。

本セミナーでは、メディアのしくみを通して、タイおよび国際社会の「見えにくい現実」について理解を深め、人々がどのような欠乏に直面し、どのような不安を感じているのか、考えてみたいと思います。

タイ社会について理解を深めたい方、国際ジャーナリストになりたい方はもちろん、国際ジャーナリストに伝えられる側の方、メディア・リテラシーについて知りたい方など、様々な立場の人が、アジアにおける国際ジャーナリズムの拠点の一つであるバンコクに集まってこそ見えてくるものがあるのではないか。そんなセミナーになればと思っています。
参加費 無料
対象 -
言語 英語(通訳なし),その他の言語(通訳あり)(タイ語(英語通訳あり))
連絡先 お問い合わせ・申し込み先
大阪大学GLOCOLバンコクデスク
secretary-bkk@hpc.cmc.osaka-u.ac.jp / ishitaka@glocol.osaka-u.ac.jp
TEL:+66-2-661-7584 FAX:+66-2-661-7585

URL http://www.glocol.osaka-u.ac.jp/research/bangkok2010_0910-11.html
その他 -