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地域研究イベント情報

 地域研究に関するワークショップやシンポジウム等の研究集会、一般講演やセミナー、その他各種イベント情報を広く掲載します。

最新の記事

タイトル スマトラ津波被災20年 インドネシア映画の上映とトーク
開催場所 12月20日(金)18:00-21:30 せんだいメディアテーク7Fスタジオシアター
12月22日(日)14:50-18:30 京都大学芝蘭会館山内ホール
開催時期 2024 年 12 月 20 日 18 時 00 分 から 2024 年 12 月 22 日 18 時 30 分 まで
概要 2004年スマトラ沖地震津波被災から20年となる2024年12月に、インドネシアの人々が津波被災をどのように受け止めてきたかをよく示す映画2本の上映と解説、トークを一般公開イベントとして行います。上映するのは、津波で母と姉妹、そして自らの脚を失った少女デリサが母の死を受け止めるまでを描いた『デリサのお祈り』と、地元の民話をたどりながら「災害と共に生きる」道を探る短編ドキュメンタリー作品『人は地に、ワニは水に』の2本。映画のモデルとなったデリサさんをインドネシアからお招きし、インドネシアの経験と日本の経験をつなぎながら、社会が災害の経験を共有していくプロセスや、外部から被災地に関わる者の役割や意義、女性支援のあり方について考えます。
タイトル 国際シンポジウム「日本外交とジャーナリズム」
開催場所 ①愛知大学 名古屋キャンパス 講義棟3階 L307教室
(名古屋市中村区平池町4丁目-6) 名古屋駅より徒歩約10分/あおなみ線ささしまライブ駅下車

②オンライン(Zoom)
開催時期 2024 年 10 月 04 日 14 時 45 分 から 2024 年 10 月 04 日 16 時 40 分 まで
概要
タイトル 《公開講演会》中国台湾問題
開催場所 (対面)愛知大学名古屋キャンパス本館20階会議室
(名古屋市中村区平池町4丁目-6) 名古屋駅より徒歩約10分/あおなみ線ささしまライブ駅下車
開催時期 2024 年 08 月 23 日 15 時 00 分 から 2024 年 08 月 23 日 17 時 00 分 まで
概要
タイトル 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター2024 夏期国際シンポジウム The Crucible of a New World? Russia’s Borderlands at the Dawn of the Twentieth Century
開催場所 北海道大学 スラブ・ユーラシア研究センター 4階大会議室(403室)
Room 403, Slavic-Eurasian Research Center [SRC], Hokkaido University, Japan
開催時期 2024 年 07 月 18 日 09 時 20 分 から 2024 年 07 月 19 日 18 時 00 分 まで
概要 Slavic-Eurasian Research Center 2024 Summer International Symposium
タイトル 第32回地域文化研究専攻主催 公開シンポジウム 地域から考える「翻訳」
開催場所 東京大学駒場キャンパスⅠ18号館ホール(オンライン同時配信あり)
開催時期 2024 年 06 月 29 日 14 時 00 分 から 2024 年 06 月 29 日 17 時 30 分 まで
概要 多様な地域、時代、分野を専門とするスタッフからなる本専攻では、毎年、地域と分野を横断・越境するテーマを取り上げ、公開シンポジウムを開催しています。
 2024年度のテーマは「地域から考える「翻訳」」です。
 地域研究という分野において、「翻訳」という行為は、常に意識せざるをえないものであるといえるでしょう。地域研究者は、分析対象とする時代や地域のことば、概念、テキストを、自らの使用することばにおきかえて理解し、表現することの限界や難しさにしばしば直面しています。なぜならそこでの「翻訳」は、単なることばのおきかえだけではなく、そのことばの背景にある各時代・地域の状況を考慮に入れつつ、そこに表されている内容をいかに異なる文脈のなかで語りうるのか、という問いを含んでいるからです。実はそうした「翻訳」の困難さに向きあうことこそが、地域社会をより深く理解するための鍵となることもあります。
 自らの「翻訳」行為へのこのような批判的まなざしは、同時に、地域研究者たちのあいだに、研究対象となるそれぞれの時代・地域に生きる人々が行ってきた「翻訳」行為に対する強い関心をも呼び起こしてきました。地域研究の分野では、人々が新しいことば、概念、テキストと出会ったときに、それをどのようにして、いかなる目的意識のもとに、自分や自分の周りの人々に理解しうるかたちに「翻訳」してきたのかをめぐり、様々な事例が検討されてきました。あるいは、何らかの権力が、自らの意図のもとに「翻訳」行為を促したり、制限しようとするありさまを多方面から扱ってきました。誰によって何がどのように「翻訳」されたのかを、そのような「翻訳」がなされた背景とともに掘り下げていくこともまた、地域社会についての新たな側面を明らかにすることにつながります。
 本シンポジウムでは、「翻訳」を切り口としていかなる地域研究を展開しうるのかを、異なる時代・地域を扱う研究者たちの視点から紹介します。どなたでもお気軽にご参加ください。