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和文学術誌『地域研究』

オンライン・ジャーナル『地域研究』の原稿公募について

地域研究コンソーシアム(JCAS)が編集・刊行する『地域研究』はオンライン・ジャーナルになります。
従来の冊子体で刊行されてきた『地域研究』を継承し、「地域に内在し世界を構想する」という理念のもとに、現代世界の
諸課題に地域の視点から切り込み、地域から世界を、世界から地域を見つめ、そして読み解く和文学術誌です。
狭義のアカデミック・コミュニティにとどまらず、研究者、研究教育機関、学会、実務家、NGO・NPOなど地域研究に関心を
持つ人々と組織に広く開かれたフォーラムであることを目指します。
オンライン・ジャーナル『地域研究』では以下の原稿を随時募集しています。地域研究コンソーシアム加盟組織の構成員
以外からの投稿も歓迎します。

*特集(査読あり、論文3本以上から構成)
*論文(査読あり)
*研究ノート(査読あり)
*フォト・エッセイ「地域研究歳時記」(査読なし)
*書評(査読なし)
*新刊紹介(査読なし)

詳しくは公募要項(Wordファイル)および執筆要領(Wordファイル)をご覧ください。なお、原稿テンプレートについては、
オンライン・ジャーナルの公開までの間、本案内に添付のファイル(Wordファイル)をダウンロードしてお使いください。
皆さまからのご投稿をお待ちしております。

お問い合わせ、投稿原稿ファイル等のご送付はこちらへ journal@cseas.kyoto-u.ac.jp

地域研究コンソーシアム『地域研究』編集部会


バックナンバー

『地域研究』(Vol.16 No.2) Vol.16 No.2 (2016年3月発行)
[目次]
[巻頭言]パリ同時多発テロ事件と地域研究者(臼杵陽)

[総特集]中ロの台頭と欧米覇権の将来

[特集にあたって]戦後の国際秩序の転換
 ――先進諸国から新興経済圏へ(塩谷昌史)

[座談会]国際秩序を変えようとする中国とアジア
      大坪祐介・加々美光行・林幸秀・細谷雄一・塩谷昌史(司会)

[第Ⅰ部]マネー――ドル基軸通貨体制の黄昏
ブレトンウッズ体制とIMFの変容――史的展開と現局面(西川輝)
中国の金融改革と対外通貨戦略(露口洋介)
国際原油価格とロシア経済の関係について(安木新一郎)
ブレトン・ウッズ体制と「知識」
 ――シエラレオネ内戦の研究を事例として(岡野英之)

[第Ⅱ部]安全保障と資源の確保――米国の後退と中ロの台頭
安全保障政策の転換――世界各国の動向(岩田英子)
核兵器の再登場――ロシアの核政策と変化する欧州安全保障(岡田美保)
中国とアフリカ――中国の対アフリカ政策と経済進出(尹曼琳)

[第Ⅲ部]国力としての科学技術――ノーベル賞を視野に入れる中国
中国の科学技術の歴史と現状(周少丹)
ロシアの科学技術情勢――資源大国からの脱皮を模索して(津田憂子)
電子戦について――防衛科学技術としてみた電子戦技術と
 その研究開発動向に関する一考察(小林正明)

[論文]
地域情報学の読み解き――発見のツールとしての時空間表示とテキスト分析
 (柳澤雅之・高田百合奈・山田太造)

第5回地域研究コンソーシアム賞 受賞者発表・講評
[書評]
横山智著『納豆の起源』(NHK出版、2014年)(田中耕司)
箕曲在弘著『フェアトレードの人類学――ラオス南部ボーラヴェーン高原における
 コーヒー栽培農村の生活と協同組合(めこん、2014年)(藤倉達郎)
小西賢吾著『四川チベットの宗教と地域社会――宗教復興後を生き抜く
 ボン教徒の人類学的研究』(風響社、2015年)(長野泰彦)

編集後記

定価:2400円+税 A5判 320頁
ISBN 978-4-8122-1549-4

『地域研究』(Vol.16 No.1) Vol.16 No.1 (2015年11月発行)
[目次]
[巻頭言]ダーイシュの戦略転換(臼杵陽)

[総特集]ロシアとヨーロッパの狭間(はざま)
 ――ウクライナ問題と地域史から考える


[総特集にあたって]ロシアとヨーロッパ――狭間の地域研究(福田宏)

[座談会]地域と地域の間を読み解くために
 (岩下明裕・遠藤乾・川島真・林忠行・福田宏(司会))

[第Ⅰ部]ウクライナをみる視角
[第Ⅰ部にあたって]移ろうマイダンの風景とウクライナ危機(服部倫卓)
ウクライナの求心的多頭競合体制(大串敦)
ウクライナの国民形成とサッカー(服部倫卓)
ウクライナ危機をめぐる二重の相互不信(溝口修平)
リトアニアからみたウクライナ問題(重松尚)

[第Ⅱ部]両大戦間期の中央ヨーロッパ
[第Ⅱ部にあたって]「危機の時代」における東と西の狭間(福田宏)
パン・ヨーロッパ運動とファシズム
 ――クーデンホーフ=カレルギーとヨーロッパの境界(福田宏)
ヴァイマル期ドイツにおける「西洋」概念の政治化
 ――ヘルマン・プラッツと雑誌『アーベントラント』(板橋拓己)
ロカルノ体制批判とハンガリー地理学
 ――テレキ・パールの「ヨーロッパ」論から(辻河典子)
「大フィンランドは祖国と同様である」
 ――エルモ・カイラとカレリア学徒会の地域構想(石野裕子)
戦間期ポーランドのマイノリティと居住地
 ――アポリナルィ・ハルトグラスの在留型シオニズム(宮崎悠)

[論文]
ミャンマー中央乾燥地域における農村労働力流出の決定要因
 ――ニャンウー県一農村調査より(水野敦子)
現代ロシアにおける民族運動の中の「民族文化」表象とその限界
 ――クリャシェン(受洗タタール)の「民族的祭り」を事例に(櫻間瑛)

[書評]第4回地域研究コンソーシアム賞受賞作品書評
末近浩太著『イスラーム主義と中東政治――レバノン・ヒズブッラーの抵抗と革命』
 (名古屋大学出版会、2013年)(横田貴之)
塩谷哲史著『中央アジア灌漑史序説――ラウザーン運河とヒヴァ・ハン国の興亡』
 (風響社、2014年)(稲垣文昭)
高橋美野梨著『自己決定権をめぐる政治学
 ――デンマーク領グリーンランドにおける「対外的自治」』(山本博之)

『地域研究』14巻2号 特集へのコメント
紅くない世界から観た「紅い戦争」
 ――特集1「紅い戦争の記憶」によせて(中山大将)
地域研究の最前線の気概
 ――特集2「『三つの祖国』に生きる越境者」によせて(谷垣真理子)
『地域研究』15巻1号 特集へのコメント
アジア研究のいまと課題――総特集「グローバル・アジアにみる
 市民社会と国家の間――危機とその克服」を読んで(山本信人)

投稿のご案内

定価:2400円+税 A5判 272頁
ISBN 978-4-8122-1519-7

『地域研究』(Vol.15 No.1) Vol.15 No.1 (2015年4月発行)
[目次]
[巻頭言]「イスラム国」という名称(臼杵陽)

[総特集]グローバル・アジアにみる市民社会と国家の間――危機とその克服

[特集にあたって]地域研究は国境を越えるか――21世紀のアジア研究(竹中千春)

[座談会]大きく変わるアジア――台頭する中国とインドの狭間で
      (国分良成・高原明生・金子芳樹・藤原帰一・白石さや・竹中千春(司会))

[第Ⅰ部]暴力が壊す社会、生み出す絆
法と買収と脅迫――インドネシア・タンジュンプリオク事件特別人権法廷(今村祥子)
暴力の連鎖――2012年インド・アッサム暴動(木村真希子)
武装勢力から議会政党へ――ネパールにおけるマオイストの変貌(小倉清子)

[第Ⅱ部]災害が壊す社会、生み出す絆
創造的復興とアジア市民社会の形成
 ――フィリピン・ピナトゥボ山噴火で被災したアエタ支援の経験から(清水展)
災害と人間の安全保障――東日本大震災の経験から(長有紀枝)

[第Ⅲ部]選挙が壊す社会、生み出す絆
選挙と村人――インド最貧州における民主主義の実践(中溝和弥)
ネット社会の選挙と民主主義
 ――韓国の大統領選挙における世代対立を軸に(磯崎典世)
ジェンダー、移民、NGO――シンガポールの政治変動(田村慶子)

第4回地域研究コンソーシアム賞 受賞者発表・講評
第5回地域研究コンソーシアム賞 募集要項

『地域研究』14巻1号 特集へのコメント
総特集「グローバル・スタディーズ」を読んで(福田州平)

投稿のご案内

定価:2400円+税 A5判 272頁
ISBN 978-4-8122-1512-8

『地域研究』(Vol.14 No.2) Vol.14 No.2 (2014年3月発行)
[目次]
[巻頭言]レバノンから見えてくる中東(臼杵陽)

[特集Ⅰ]紅い戦争の記憶――旧ソ連・中国・ベトナムを比較する

[特集にあたって]社会主義圏の戦争の記憶を比較する(越野剛)

[第Ⅰ部]刻まれる記憶――紅い戦争のプロパガンダ
ロシアの戦争記念碑における兵士と母親イメージ
 ――国民統合のジェンダー・バランス(前田しほ)
英雄の表象――中国の烈士陵園を中心に(高山陽子)
ベトナムにおける公式的な戦争の記憶  ――記念碑と戦争展示をめぐる考察(平山陽洋)

[第Ⅱ部]紡がれる物語――社会主義と戦争のもうひとつの記憶
ハティニ虐殺とベラルーシにおける戦争の記憶(越野剛)
革命叙事と女性兵士
 ――中国のプロパガンダ芸術における戦闘する女性像(田村容子)
ベトナムにおける戦争の記憶の「社会化」
 ――「捕虜となった革命戦士博物館」の事例を通して(今井昭夫)

[特集2]「三つの祖国」に生きる越境者
[特集にあたって]三つの祖国
 ――ルーツの祖国、暮らしの祖国、理念の祖国(篠崎香織)
日露戦争期のアメリカ・ユダヤ人――ダヴィデに例えられた日本(村岡美奈)
アメリカ・ユダヤ人とブランダイス大学
 ――「社会的正義」のホームとしての可能性(北美幸)
中華民国の成立とペナンの華人
 ――越境を生きるための複数の場における政治参加(篠崎香織)
中国系移民の複合的な「ホーム」――あるミャンマー帰国華僑女性の
 ライフヒストリーを事例として(奈倉京子)
「西」への道
 ――オランダにおけるインドネシア出身華人の軌跡(北村由美)

第3回地域研究コンソーシアム賞 受賞者発表・講評
[書評]
島村一平著『増殖するシャーマン――モンゴル・ブリヤートの
 シャーマニズムとエスニシティ』(春風社、2012年)(山田孝子)
中溝和弥著『インド 暴力と民主主義――一党優位支配の崩壊と
 アイデンティティの政治』(東京大学出版会、2012年)(増原綾子)
山本達也著『舞台の上の難民――チベット難民芸能集団の民族誌』
 (法蔵館、2013年)(名和克郎)
第4回地域研究コンソーシアム賞 募集要項

『地域研究』13巻2号 特集へのコメント
地域研究と映画
 ――総特集「混成アジア映画の海 時代と世界を映す鏡」に寄せて(鈴木茂)
地域研究が照射する映画
 ――総特集「混成アジア映画の海 時代と世界を映す鏡」に寄せて(暉峻創三)

編集後記

定価:2400円+税 A5判 288頁
ISBN 978-4-8122-1409-1

『地域研究』(Vol.14 No.1) Vol.14 No.1 (2014年3月発行)
[目次]
[巻頭言]「アラブの春」はどこに?(臼杵陽)

総特集 グローバル・スタディーズ

[総特集にあたって]
 グローバル・スタディーズ――地域研究の地殻変動(福武慎太郎)
[座談会]日本におけるグローバル・スタディーズの受容と地域研究
 (臼杵陽・遠藤泰生・寺田勇文・宮崎恒二・峯陽一・福武慎太郎(司会))

[第Ⅰ部]グローバル・イシューと地域研究
福島、チェルノブイリ、アイカを地域とグローバルな視点から考える(家田修)
平和構築と地域研究――今何が求められているのか(中西久枝)
グローバル・イスラームと地域研究(赤堀雅幸)
環境問題とむきあう――モノ研究からマルチ・サイテット・アプローチへ(赤堀淳)

[第Ⅱ部]東南アジアをめぐるグローバル・イシューと地域研究
グローバル・ヒストリーと東南アジア史(太田淳)
グローバル・スタディーズと東南アジア華僑・華人研究(相沢伸広)
イスラーム世界と人びとの移動から地域研究を考える
 ――イスラーム改宗者とフィリピン・ムスリム社会の再編(渡邉暁子)
「スールー王国軍」兵士侵入事件(山本博之)
環境にやさしいアブラヤシ農園というディスコースの誕生
 ――インドネシアのアブラヤシ農園拡大戦略から(岡本正明)

『地域研究』13巻1号 特集へのコメント
ASEANバロメーターと地域研究――総特集「ASEAN諸国における健康と環境
 ――草の根からの共同体実現にむけて」を読んで(池本幸生)

編集後記

定価:2400円+税 A5判 268頁
ISBN 978-4-8122-1408-4

『地域研究』(Vol.13 No.2) Vol.13 No.2 (2013年3月発行)
[目次]

[総特集]混成アジア映画の海――時代と世界を映す鏡

[総特集にあたって]混成アジア映画の海――時代と世界を映す鏡(山本博之)

[座談会]混迷化する世界、複層化する映像表現
 (石坂健治、臼杵陽、杉野希妃、山本博之)


[第Ⅰ部]アジアの「映画大国」を襲うグローバルな波
中国映画におけるグローバル化の軌跡(劉文兵)
香港映画史再考――言語の視角から(西村正男)
グローバル化とインド映画産業――インタビュー調査を通して(深尾淳一)
映画に観るエクソフォニー――2000-2010年の日本映画をめぐって(及川茜)

[第Ⅱ部]混成のうねり――東南アジア映画の新たな冒険
[第Ⅱ部にあたって]フロンティアとしての混成社会
 ――東南アジア映画の舞台設定(山本博之)

病と不自由な身体――自由を渇望する映画人・蔡明亮(野沢喜美子)
継承と成功――東南アジア華人の「家」づくり(篠崎香織)
信仰と共生――バリ島爆弾テロ事件以降のインドネシアの自画像(西芳実)
混成社会における約束――ヤスミン・アフマド作品の魅力(山本博之)

[第Ⅲ部]映画に見るアジアのナショナリティの揺らぎ
[日本]彼らとわたしたちの曖昧な境界(及川茜)
[日本]混成アジア映画としての日本映画(夏目深雪)
[韓国]映画の中の北朝鮮表象から見えてくるもの(李建志)
[北朝鮮]人民大衆の娯楽としてのサーカスと映画(門間貴志)
[中国]改革開放を生き抜く人々(下野寿子)
[台湾]銀幕に多様な社会を描きだす(加藤浩志)
[香港]『浮城』に見る返還後の香港(谷垣真理子)
[モンゴル]大衆的プロパガンダと「現実の社会」(木村理子)
[ベトナム]革命イデオロギーから夢と笑いへ
 ―― B級映画都市サイゴンの復活(坂川直也)

[カンボジア]都市の混沌と錯綜する想い(岡田知子)
[タイ]新しいヒロイン像――日本・韓国表象とともに(平松秀樹)
[フィリピン]片隅に置かれた人びとの歩みを刻み、声を響かせる(宮脇聡史)
[インドネシア]世界にさらされる小さな英雄たち(西芳実)
[マレーシア]映像を通じた「本物のアジア」の模索(山本博之)
[シンガポール]「成功」を支えるさまざまな思いを掬い採る(篠崎香織)
[ミャンマー]客体から主体へ――ミャンマー映画の再生(長田紀之)
[バングラデシュ]シネコンに集う「ベンガルムスリム」(南出和余)
[ブータン]幸せの国ブータンの暮らしと人生観に見る幸せの秘訣(前田知里)
[ネパール]インド映画からの脱却を目指すネパーリー・チャルチットラ(伊藤敏朗)
[インド]グローバル化のなかで変容する社会
 ――混成化・越境・均質化(山下博司・岡光信子)

[スリランカ]世界遺産がひしめく美しい島に静かに眠る人々の苦しみ(林明)
[パキスタン]スンナ派とシーア派を繋ぐ糸縁
 ――イスラーム社会の声を聞く(村山和之)

[ウズベキスタン]中央アジア近現代史に思いをはせながら(帯谷知可)
[カザフスタン]交錯する視点
 ――カザフ社会の内外から伝統と現代を問う(藤本透子)

[タジキスタン]ロシアへの複雑な思い(岡田晃枝)
[エジプト]革命とセクハラ――エジプト映画『678』をめぐって(長澤榮治)
[イラン]イラン映画のアイデンティティクライシス(鈴木均)
[パレスチナ]終わらない現実としてのパレスチナ(錦田愛子)
[イスラエル]孤立した社会から生み出される自己省察(田浪亜央江)
[レバノン]幻影としての外からの脅威(佐野光子)
[シリア]革命と表現の自由・不自由(佐野光子)
[トルコ]『征服一四五三』とトルコにおける「オスマン帝国イメージ」の変化(澤井一彰)

第2回地域研究コンソーシアム賞 受賞者発表・講評
[書評]
高倉浩樹著『極北の牧畜民サハ
 ――進化とミクロ適応をめぐるシベリア民族誌』(池谷和信)

水谷裕佳著『先住民パスクア・ヤキの米国編入――越境と認定』(佐々木直美)
第3回地域研究コンソーシアム賞募集要項

『地域研究』12巻2号 特集へのコメント
「名人芸」からの脱却を――総特集「地域研究方法論」を読んで(木村幹)
「新しい地域研究」の10年へ――総特集「地域研究方法論」を読んで(末近浩太)
方法論は誰のものか――木村幹氏と末近浩太氏の批判に応えて(山本博之)

編集後記

定価:本体2400円+税 A5判 480頁
ISBN 978-4-8122-1302-2

『地域研究』(Vol.13 No.1) Vol.13 No.1 (2013年3月発行)
[目次]

[総特集]ASEAN諸国における健康と環境
      草の根からの共同体実現にむけて


[総特集にあたって]市民生活のガバナンスと地域統合の可能性(猪口孝・窪田悠一)

[座談会]ASEAN統合2015ビジョンと日本のASEAN研究の課題
 (伊東利勝・清水展・徳田安春・山影進・猪口孝(司会))


[第Ⅰ部]ASEANバロメーターからみた健康と環境
生活の質――政策理念と現状(山本卓)
生活資料からみた環境問題の現状(坂口淳)
環境意識とその規定要因(笹岡伸矢)
環境問題と財政連邦制に対する人々の意識――人々はどのレベルの行政機関が
 環境問題に取り組むべきだと考えているのか(藤井誠二)


[第Ⅱ部]フィールド調査から浮かびあがるコミュニティのガバナンス
参加を通じた廃棄物管理の環境ガバナンス
 ――フィリピンにおける近年の取り組みを中心に(ヴェラ・アティエンザ)

地域住民による土地・森林利用の実態とその変遷
 ――ラオス・サワンナケート県の丘陵地の村落の事例 (百村帝彦)

高齢化するアジアと蔓延する糖尿病への対策
 ――フィールド医学の現場から(松林公蔵)

タイの生活保障におけるコミュニティの位置づけをめぐって(河森正人)

『地域研究』12巻1号 特集へのコメント
アラブ革命と地域研究――特集1「中東から変わる世界」を読んで(長沢栄治)
ヨーロッパの「短い20世紀」をどう記述するか
 ――特集2「ヨーロッパの統合と国民国家の歴史認識」を読んで(川喜田敦子)


編集後記

定価:本体2400円+税 A5判 212頁
ISBN 978-4-8122-1302-5

『地域研究』(Vol.12 No.2) Vol.12 No.2 (2012年3月発行)
[目次]

総特集 地域研究方法論

[特集にあたって]新しい地域研究をめざして(山本博之)

[第Ⅰ部]大学院で学ぶ/教える地域研究
地域研究方法論――想定外に対応する「地域の知」(山本博之)
地域研究 現場の悩み30問――何を考え、どう伝えるか
 (地域研究コンソーシアム地域研究方法論研究会)


[第Ⅱ部]地域研究の牽引者たちからのメッセージ
[中南米]現代的状況に発言する(遅野井茂雄)
[北米]「場」の多様性を深く考える(油井大三郎)
[東アジア]体制と社会の隙間を観察する(国分良成)
[東アジア]地域理解の上で問題分析(高橋五郎)
[東南アジア]言語の習得から始まる関係(宮崎恒二)
[南アジア]学生寮に国際社会を見る(脇村孝平)
[中東・イスラーム]生きるための謎の解明(酒井啓子)
[中東・イスラーム]常に問われる立ち位置(臼杵陽)
[アフリカ]対話と恋愛のすすめ(峯陽一)
[アフリカ]新しい専門知の創出を(島田周平)
[ヨーロッパ]作法を身につけ、心を込めて(森井裕一)
[ヨーロッパ]個人的関心から社会へ(庄司克宏)
[東欧・スラブ]専門化した学問を統合する(家田修)
[東欧・スラブ]曲がりくねった道(伊東孝之)
[通地域]交じりあうフィールドから(中村安秀)
[通地域]自分ならではの新領域を拓く(井上真)

[第Ⅲ部]新しい地域研究をめざして
先行研究をどう読むか――東南アジアのナショナリズム論を例として(山本博之)
自然科学分野の地域研究――地域情報の限定性を克服するために(柳澤雅之)
「地域を突き抜ける」地域研究――コミュニティの可能性(田原史起)
ヨーロッパ地域研究の有効性と諸課題(小森宏美)
ディシプリンと地域研究――比較政治学の視点から(久保慶一)
災害・紛争と地域研究――スマトラ沖地震津波における現場で伝わる知(西芳実)
情報技術と地域研究――コンピュータのなかのアフリカを事例に(阪本拓人)

第1回地域研究コンソーシアム賞 受賞者発表・講評
[書評]
堀江典生編著『現代中央アジア・ロシア移民論』(ミネルヴァ書房、2010年)
 (大津定美)

王柳蘭著『越境を生きる雲南系ムスリム
 ――北タイにおける共生とネットワーク』(昭和堂、2011年)(土佐桂子)

第2回地域研究コンソーシアム賞 募集要項

編集後記

定価:本体2400円+税 A5判 231頁
ISBN 978-4-8122-1179-3

『地域研究』(Vol.12 No.1) Vol.12 No.1 (2012年3月発行)
[目次]

特集1 中東から変わる世界

[特集にあたって]地域をつなぎ 世界のいまを捉える(山本博之)

[座談会]まなざしの焦点としての中東(旭英昭・家田修・臼杵陽・国末憲人・西芳実)

[第Ⅰ部]「アラブの春」にいたる流れと世界への波及
[特集にあたって]地域間比較で見た中東の政変(家田修)
アラブ諸民衆革命における展開過程の相違を何で説明するか(酒井啓子)
中東・北アフリカにおける政治変動の客観的要因と主観的要因
 ――他地域との比較の観点から(恒川惠市)

南から見た「ジャスミン革命」
 ――民主化運動はサブサハラ・アフリカに波及するか?(武内進一)

前衛なき革命――東南アジア政変と中東(藤原帰一)
旧ソ連諸国が危惧する第二の「色革命」(廣瀬陽子)
「蘇東波」の20年後に襲った「中東波」――中国の政治社会への影響(高原明生)

[第II部]「アラブの春」に見る軍・宗教・メディア――地域間比較から
[特集にあたって]「アラブの春」のわかりにくさを解きほぐす(西芳実)
政変を比較する
 ――インドネシアの1998年政変とチュニジア・エジプトの政変(増原綾子)

エジプト革命以後の新体制形成過程における軍の役割(鈴木恵美)
「1月25日革命」後のエジプト政治とムスリム同胞団(横田貴之)
変わるインドネシアのイスラーム地図(見市建)
パレスチナにおける社会運動とインターネット利用
 ――2011年 「アラブの春」とフェイスブック上での抗議運動の展開(錦田愛子)

越境する興奮、越境しない世界観(髙岡豊)

特集2 ヨーロッパの規範と国民国家の歴史認識

[特集にあたって]ヨーロッパの歴史的記憶の作用と反作用
 ――フィンランド、エストニア、ユーゴスラヴィアの歴史像の中の戦争、民族、国家(小森宏美)


フィンランドにおける内戦認識の変遷(石野裕子)
体制転換と「物語」のフレイム
 ――エストニアのソヴェト化をめぐるいくつかのフレイム(小森宏美)

旧ユーゴスラヴィア諸国と第二次世界大戦をめぐる歴史認識(石田信一)

編集後記

定価:本体2400円+税 A5判 267頁
ISBN 978-4-8122-1178-6

『地域研究』(Vol.11 No.2) Vol.11 No.2 (2011年3月発行)
[目次]

総特集 災害と地域研究

[総特集にあたって]災害と地域研究
 ――流動化する世界における新たなつながりを求めて(山本博之)


[座談会]災害研究の新しい視座をめざして――国際社会・国家・コミュニティ
 (林勲男・山影進・伊東利勝・西芳実・市野澤潤平・山本博之)


特集1 災害がひらく社会
[特集にあたって]災害がひらく社会――スマトラの経験を世界に(西芳実)
災害対応の地域研究――被災地調査から防災スマトラ・モデルへ(山本博之)
スマトラでの学びをハイチへ――緊急人道支援の現場から(山本理夏)
社会の流動性と防災――日本の経験と技術を世界に伝えるために(牧紀男)
災害からの復興と紛争からの復興
 ――2004年スマトラ沖地震津波の経験から(西芳実)


特集2 災害がむすぶ世界
[特集にあたって]災害から地域を見る
 ――タイ南部におけるインド洋津波の微視的描写(市野澤潤平)

宗教実践にみるインド洋津波災害
 ――タイ南部ムスリム村落における津波災害とグローバル化の一断面(小河久志)

創られた災害――洪水神話から出来事としての〈津波〉へ(鈴木佑記)
プーケット復興委員会の熱い夏――インド洋津波後のプーケット在住日本人の
 経験におけるリスクと孤独(市野澤潤平)


編集後記

定価:本体2400円+税 A5判 192頁
ISBN 978-4-8122-1116-8


『地域研究』(Vol.11 No.1) Vol.11 No.1 (2011年3月発行)
[目次]

特集1 金門島研究――その動向と可能性
[特集にあたって]地域研究の対象としての金門島(川島真)
[座談会]金門島研究の魅力と課題(陳来幸・貴志俊彦・川島真)
僑郷としての金門――歴史的背景(川島真)
軍事化・記憶・金門社会――1949~1992年(マイケル・スゾーニ)
国家、地方社会とジェンダー政策
 ――戦地金門の女性の役割およびイメージの再現(江柏煒/マイケル・スゾーニ)


特集2 メディエーションとしての地域研究
[特集にあたって]プラクシス・行動のための知識(阿部健一)
学びあいのメディアとしての映像記録
 ――中スラウェシの山村トンプにおける実践から(島上宗子)

「Iターン」生活から考える都市――農村交流と農村調査(石山俊)
国際協力でのメディエーション――研修を豊かにするために(北田多喜)

編集後記

定価:本体2400円+税 A5判 224頁
ISBN 978-4-8122-1115-1

『地域研究』(Vol.10 No.2) Vol.10 No.2 (2010年3月発行)
[目次]

特集1 社会主義における政治と学知
 ――普遍的イデオロギーと社会主義体制の地域化

[特集にあたって]学知はソ連体制をどう構築したか?
 ――自然科学、歴史学、建築学、地理学を手がかりに(青島陽子)

[座談会]永遠の社会主義――ロシア・ベトナム・中国・中東から問い直す
 (青島陽子・青山弘之・亀山郁夫・古田元夫・田原史起・家田修(司会))

自然科学、哲学、国際主義――エルネスト・コーリマンの生涯をめぐって(金山浩司)
支配者の歴史を描く――ソ連の自国史像にみる植民地支配の描写の変遷(立石洋子)
ユーラシアの地政学としてのソヴィエト建築学
 ――モスクワ、ノヴゴロド、北京(池田嘉郎)

多民族領域帝国ソ連における地理学と空間・地域認識
 ――戦後スターリン期を中心に(地田徹朗)


特集2 南アジアの手工芸と開発
 ――日本と南アジア生産者の関わりを研究者と実践者の「対話」を通して考える

[特集にあたって]なぜ手工芸と開発なのか(金谷美和)
職人の支援と文化遺産の保護――インドにおける手工芸開発の変遷(中谷純江)
インド手工芸開発と企業家的生産者の誕生
 ――インド西部カッチ地方、職能集団による更紗生産の事例より(金谷美和)

「カラムカリ・アーティスト」を名のる女性製作者の誕生
 ――南インド、カラムカリ製作現場における手工芸開発の影響(松村恵里)
NGO商品を作らないという選択
 ――インド西部ラバーリー社会における開発と社会変化(上羽陽子)

カンタ刺繍にみる文化とグローバル商品の生産
 ――文化を継承するNGO(五十嵐理奈)

実践の現場から(金谷美和)

編集後記

定価:本体2400円+税 A5判 293頁
ISBN 978-4812210130

『地域研究』(Vol.10 No.1) Vol.10 No.1 (2010年1月発行)
[目次]

特集 越境と地域空間――ミクロ・リージョンをとらえる

[特集にあたって]越境者とミクロ・リージョンの創出(王柳蘭)

第I部 コミュニケーションと地域の接合
ミクロ・リージョンとしての移民社会と「本国」――「場」の生成による地域(園田節子)
「移動」が生み出す地域主義
 ――今日のチベット社会にみるミクロ・リージョナリズムと汎チベット主義(山田孝子)
ムスリム・アイデンティティの再構築と越境空間の生成
 ――在北タイ中国系雲南系ムスリムと故地とのつながり(王柳蘭)

第II部 越境の論理と秩序
再生/越境する寺院ネットワークが支えるボン教の復興
 ――中国四川省、シャルコク地方の事例を中心に(小西賢吾)
東北タイにおける女性の「出稼ぎ」と母役割
 ――送り出し地域からみたグローバル化時代の移動の動態(木曽恵子)
マニラにおけるフィリピン・ムスリムの婚姻実践とマリッジ・スケープ(渡邉暁子)
ラオス・ルアンパバーンのベトナム人
 ――度重なる政変下におけるミクロ・リージョンの創出と維持(比留間洋一)
越境を支える制度と実践
 ――北ラオス村落社会における出家行動の変遷と〈地域〉の再編(吉田香世子)

[論文]
ミサイル防衛とグリーンランド
 ――「チューレ問題」から「イガリク協定」締結へ(高橋美野梨)


編集後記

定価:本体2400円+税 A5判 197頁
ISBN978-4812210017

『地域研究』(Vol.9 No.1) Vol.9 No.1 (2009年3月発行)
[目次]

総特集 アフリカ 〈希望の大陸〉のゆくえ

[総特集にあたって]内と外からみたアフリカとアフリカ研究の現在(遠藤貢)

[座談会]アフリカの変容――都市・農村から国家まで
 (落合雄彦・島田周平・高橋基樹・松田素二・遠藤貢〔司会〕)

特集1 変貌するアフリカ
アフリカ独立50年を考える――アフリカ現代史の書きかえに向けて(川端正久)
「移行期」のスーダン政治――南北和平・民主化・ダルフール危機(栗田禎子)
暴力化した「キクユ嫌い」――ケニア2007年総選挙後の混乱と複数政党制政治(津田みわ)
ジンバブウェのクレプトクラシー体制とそのメカニズム――2000~08年(井上一明)
ナイジェリア都市部における移民と王制
 ――ポスト植民地時代のアフリカにおける伝統的権威者の象徴的価値(松本尚之)

特集2 アフリカをみる世界の目
アフリカの紛争解決に向けて――国際社会の関与とアポリア(武内進一)
フランスからみたアフリカ――サルコジ大統領のダカールでの演説より(加茂省三)
マラウイの対中国交樹立――なぜ中国を選ぶのか(川島真)
ウガンダの分権化と貧困削減――ドナーの視座の制約(笹岡雄一)
アフリカ問題と日本(片岡貞治)

特集3 日本に息づくアフリカ
中古自動車業を生きる滞日アフリカ人の生活動態
 ――カメルーン人の生活戦略と母国の政治社会状況(和崎春日)
盛り場「六本木」におけるアフリカ出身就労者の生活実践
 ――快適な空間のためのコミュニティへの道のり(川田薫)
結婚、移住してガーナを生きる日本の女性たち(若林チヒロ)
[付表1]アフリカ重要事項 年表
[付表2]アフリカ基本統計データ

編集後記

定価:本体2400円+税 A5判 315頁
ISBN 978-4812209219

『地域研究』(Vol.8 No.1)

Vol.8 No.1 (2008年3月発行)
目次

特集1 リージョナリズムの現在――国民国家の内と外で
[座談会]国民国家とリージョナリズム:地域統合を比較する(家田修、臼杵陽、遠藤貢、押川文子、川島真、村上勇介、山影進、(司会)山本博之)
[特集にあたって]「地域の文化」を求める人々(山本博之)
プラナカン性とリージョナリズム:マレーシア・サバ州の事例から(山本博之)
「領域性」と地域:イタリアにおける地域開発と公的金融からの接近(伊藤武)
ベルギーの連邦化の危機:ヨーロッパ化と多極共存型民主主義の観点から(若林広)
地域アイデンティティの形成:エストニアの場合にみる功罪(小森宏美)
2006年アチェ統治法の意義と展望:マレー世界におけるリージョナリズム(西芳実)
細分化する地域主義とその後のポリティクス:民主化・分権化後のインドネシアから(岡本正明)
特集2 「正しい左派」と「誤った左派」のあいだで揺れるラテンアメリカ――最近の選挙過程の事例分析
[特集にあたって]ポスト・ワシントンコンセンサス期を迎えたラテンアメリカの新たな模索(村上勇介)
2006年メキシコ連邦選挙の分析:民主主義の揺らぎと選挙結果をめぐる対立の構図(高橋百合子)
2005/06年チリ大統領・議会選挙:選挙制度がもたらした政治構図とコンセルタシオン政権持続の意味(浦部浩之)
ペルーの2006年選挙の分析(村上勇介)

定価:本体2400円+税 A5判 226頁
ISBN978-4-8122-0826-7 C3030

『地域研究』(Vol.7 No.2) Vol.7 No.2 (2006年3月発行)
表紙・目次
特集1 グローバル化する近代医療
[特集にあたって](池田光穂、奥野克巳)
[座談会]開発途上国における帝国医療の光と影(池田光穂、奥野克巳、中村安秀、門司和彦、脇村孝平、阿部健一(司会))
疫病のグローバル・ヒストリー─疫病史と交易史の接点(脇村孝平)
帝国医療とネイティブ女性─バースコントロールにみる身体の管理と救済の言説 (松尾瑞穂)
現地人看護師という媒介─コモロ諸島における帝国医療の教育と実践(花渕馨也)
セリーヌの熱帯医学、あるいは還流する近代(美馬達哉)
近代医療を待ちながら─サラワクの辺境から眺める(奥野克巳)
WTOの貿易関連知的所有権(TRIPS)協定とインド医薬品産業(上池あつ子、佐藤隆広)
グローバルポリティクス時代におけるボランティア─<メタ帝国医療>としての保健医療協力(池田光穂)
特集2「コロニアル・アフリカ」と「帝国の遺産」の再考―二〇世紀世界史の省察
[特集にあたって](井野瀬久美惠、北川勝彦)
アフリカにおけるコロニアリズム─その歴史研究の変遷(ポール・ティヤンベ・ゼレザ)
帝国の遺産─イギリスに対する帝国の余波(アンドリュー・トムスン)
「他者」への想像力─大日本帝国の遺産相続人として(成田龍一)
特集3 脱北者問題の実態と研究
[特集にあたって]脱出者問題の動向と研究の必要性(李愛俐娥)
脱北者発生の背景と今後の展望(李琴順)
NGOの脱北者支援活動とその評価(尹汝常)
中国東北地方における脱北女性への人道支援に向けて(白永玉)
【個別論文】カタルーニャにおける地域行政の構築をめぐる諸問題─広域基礎行政の編成をめぐる二つのモデルの相克(竹中克行)

定価:本体3100円+税 A5判 344頁
ISBN4-582-48145-0 C3025

『地域研究』(Vol.7 No.1) Vol.7 No.1 (2005年6月発行)
表紙・目次
特集1 方法としての地域研究
[特集にあたって](押川文子)
[座談会]研究室からフィールドへ─生活の場で考える(石田紀郎、原田正純、平松幸三、阿部健一(司会))
紛争地域の復興・開発支援─地域研究から実践を考える(石井正子)
反地域研究──アメリカ的アプローチへの批判(テッサ・モーリス=スズキ)
地域にとって地域研究者とは何か─マレーシア・サバ州のバジャウ人研究に見る当事者性と外来者性(山本博之)
日米における中東イスラーム地域研究の「危機」─九・一一事件後の新たな潮流(臼杵陽)
リーディング・ガイド(大塚和夫)
リーディング・ガイド(斎藤修)
リーディング・ガイド(原洋之介)
リーディング・ガイド(山田勇)
特集2 地域研究資料の新地平
[編集にあたって](帯谷知可)
地域研究をめぐる史資料状況─現状と課題(藤井毅)
英国議会資料(センサス)映像化をめぐる諸問題(安元稔、山本千映)
中央アジア地域研究希少資料デジタル化の試み(帯谷知可)
【個別論文】ペルーの選挙運動─二〇〇〇年選挙におけるある国会議員候補の事例(村上勇介)

定価:本体2400円+税 A5判 216頁
ISBN4-582-48144-2 C3025

『地域研究』(Vol.6 No.2) Vol.6 No.2 (2004年11月発行)
表紙・目次
特集1 パスポートをめぐる力学─国籍・市民権・移動
[編集にあたって](押川文子)
[座談会]パスポートをめぐる力学(飯笹佐代子、臼杵陽、梶田孝道、加藤普章、趙慶喜、陳天璽、押川文子(司会))
市民権の重層化と帰化行政(近藤敦)
包摂と排除の政治力学─オランダにおける市民権/国籍の過去・現在・未来(吉田信)
南アジアにおける難民と国籍(佐藤宏)
便宜的な国籍─フジモリの日本国籍問題に寄せて(村上勇介)
特集2 周辺から見る「EU」─二〇〇四年EU拡大をめぐって
[特集にあたって]─ヨーロッパ連合(EU)の東方拡大(小森宏美)
チェコの政党政治と欧州懐疑主義(林忠行)
EU加盟という「選択」─エストニアとラトヴィアを事例として(小森宏美)
待たされるトルコ(八谷まち子)

定価:本体2400円+税 A5判 216頁
ISBN4-582-48143-4 C3025

『地域研究』(Vol.6 No.1) Vol.6 No.1 (2004年4月発行)
表紙・目次
[『地域研究』リニューアルにあたって]地域から世界を考える市民の知をめざして(押川文子)
特集1 試される民主主義─イラク戦争後の中東
[編集にあたって](臼杵陽)
戦後イラクにおける社会のイスラーム化とイスラームの政治化(酒井啓子)
バアス主義における「自由」と「民主主義」(青山弘之)
軍国民主主義─戦時下の中東地域における民主化(アフマド・アブドゥッラー)
深まる占領の傷─イラク・バグダードからのレポート(土井敏邦)
外からの「民主化」の挫折─パレスチナ自治政府におけるアッバース内閣の崩壊の意味(臼杵陽)<br /> ネオ・コン・シオニズム─ブッシュ政権を動かす思想(クロダ・ヤスマサ)
試される「デモクラシー」─イラン・イスラーム共和国とブッシュ政権(松永泰行)
スーダンにおける民主主義の伝統と将来の展望(栗田禎子)
リーディング・ガイド(臼杵陽)
リーディング・ガイド(長沢栄治)
リーディング・ガイド(黒木英充)
オリエンタリズムと地域研究
 ─ エドワード・W・サイードの逝去に寄せて(臼杵陽)
特集2 アフリカ女子割礼
[編集にあたって](富永智津子)
「女子割礼」をめぐる研究動向─英語文献と日本語文献を中心に(富永智津子)
FGMの起源と文化─女性の健康とジェンダー・セクシュアリティの視点から(若杉なおみ)
国家と伝統のはざまで─エチオピア西南部クシ係農牧民ホールにおける女子「割礼」(宮脇幸生)
〈「女子割礼」/FGM 〉問題の歴史的考察のために─南部アフリカの女子イニシエーションをめぐる最近の研究から(永原陽子)
「帰郷」の中のディアスポラ─ウクライナにおけるユダヤ人巡礼と競われる二つの聖地─(赤尾光春)
穀倉地域とプランテーションの港─仏領期カンボジアにおける地方都市コムポン・チャームの発展(北川香子)

定価:本体3100円+税 A5判 336頁
ISBN4-582-48142-6 C3025


『地域研究論集』(Vol.5 No.2) Vol.5 No.2 (2003年3月発行)
表紙・目次
特集 グローバル化とアジア社会の変容─東南アジア地域研究の視点から
[編集にあたって](吉原直樹)
[座談会]グローバル化とアジア像の再審(臼杵陽、熊谷圭知、倉沢愛子、後藤乾一、濱下武志、吉原直樹(司会))
プライメイト・シティからアジア・メガシティへ─アジア像の再審のために(吉原直樹)
インドネシアにおけるイスラーム主義とモダニティの交錯(見市健)
熱帯のメトロポリス クアラルンプル断章─スクォッター都市から世界都市へ?(藤巻正己)
変容する路地裏空間とインフォーマルセクターの地層─ジャカルタのカンプンにおけるプガダン・クリリンについて(ラファエラ・D・ドウィアント)
パプアニューギニア:空間の仕切り直しとローカリティの揺らぎ─辺境の「旅」とフィールドワーカーの位置性をめぐって(熊谷圭知)
小特集 イスラエルのパレスチナ人─アラブ・マイノリティへの暴力の構造
[編集にあたって](臼杵陽)
ユダヤ人国家とマイノリティ─独立宣言と基本法の視角から(臼杵陽)
シャロン政権下におけるパレスチナ人マイノリティ(アフマド・H・サァディー)
出口のない環の中で─アル・アクサ・インティファーダの余波とイスラエル・アラブ社会(菅瀬晶子)
小特集 緊迫する朝鮮半島情勢の基層を探る─北朝鮮の経済衰退と韓国の政治変化
[編集にあたって](臼杵陽)
北朝鮮における経済政策の変遷と今後の展望─1980年代以降を中心に(趙明哲)
インターネットと韓国大統領選挙─言論権力VSインターネット権力を中心に(玄武岩)
国籍の再検討─ソ連邦崩壊後のエストニアを事例として(小森宏美)
「両刃の剣」としての地域研究─編集後記に代えて(臼杵陽)

定価:本体3100円+税 B5判 236頁
ISBN4-582-48140-X C3025

『地域研究論集』(Vol.5 No.1) Vol.5 No.1 (2003年2月発行)
表紙・目次
特集: 「9・11」以降、世界は変わったのか─地域研究の視点から
編集にあたって(臼杵陽)
[座談会]「新たな秩序」を地域の側からとらえなおす(李鍾元、油井大三郎、酒井啓子、高原明生、内藤正典、臼杵陽(司会))
①インドネシア
 ツインタワー、アメリカ、そしてイスラーム─インドネシアからの問いかけ(セノ・グミラ・アジダルマ)
②タジキスタン
 9・11事件から一年─タジキスタンの対応(サオダト・オリモヴァ、ムザッファル・オリモフ)
③イラン
 迷走のイラン内政と対米関係─9.11事件と「テロ」問題の波及(吉村慎太郎)
④北東アフリカ
 9・11事件とアフリカ─ソマリアとスーダン(栗本英世)
⑤イギリス
 「特別な関係」?─9・11以降の英米関係とその歴史的背景(木畑洋一)
⑥フランス
 自閉に向かうヨーロッパ?─新しいナショナリズムの台頭(畑山敏夫)
⑦ドイツ
 9・11とドイツ(高橋進)
⑧ロシア
 テロと向き合うロシア─問われるそのアイデンティティ(中村裕)
⑨アメリカ
 「9・11」一周年のアメリカの不安(森孝一)
形成期のオリア・アイデンティティ─1867年から1870年のオリア語論争について(杉本浄)
宝石のくにの出現─パイリン興隆史(北川香子)
[地域研究企画交流センター活動報告]

定価:本体2900円+税 B5判 160頁
ISBN4-582-48139-6 C3025


『地域研究論集』(Vol.4 No.1) Vol.4 No.1 (2002年3月発行)
表紙・目次
特集:つくられる地域、こわされる地域─歴史の実体と認識の枠組み(古田元夫)
南アジア:地域ネットワークのゆくえ(水島司)
外交と地域
東アジア外交史からの「地域」像(川島真)
ベトナムと東南アジア(古田元夫)
歴史認識の枠組としてのアフリカ地域
世界史との接点を探る(富永智津子)
「辺境」の抵抗
ソロモン諸島ガダルカナル島における「民族紛争」が意味するもの(関根久雄)
カストムにおける所有的側面
ヴァヌアツ・トンゴア島民の事例を中心に(白川千尋)
1990年代ペルーの政治過程分析に向けた予備的考察
第1期目のフジモリ政治を見る二つの視角(村上勇介)
グローバリゼーションと小零細企業
ペルーの事例に関する予備的考察(佐野誠)
[地球研究の視点1]人類連合の模索にむけて
大規模テロとアフガン戦争(松原正毅)
[地域研究企画交流センター活動報告]

定価:本体2900円+税 B5判 160頁
ISBN4-582-48135-3 C3025


『地域研究論集』(Vol.3 No.2) Vol.3 No.2 (2000年12月発行)
表紙・目次
特集:揺らぐジェンダー─地域社会から考える(押川文子)
ポストコロニアル状況における宗教とジェンダーの語り(川橋範子)
差異の交差するところ
 北タイ山地における民族間結婚(速水洋子)
アタバの娘事件を読む
 現代エジプト社会における性の象徴性(長沢栄治)
インド英字女性雑誌を読む
 90年代都市ミドル・クラスの女性言説(押川文子)
テュルク英雄叙事詩の地域的特徴
 『チョラ=バトゥル』の分類をもとに(坂井弘紀)
緊張する「周縁」
 「北アイルランド問題」におけるナショナル・アイデンティティ(尹慧瑛)
ペルーにおける「国民」理念の形成
 1920年代のホセ・カルロス・マリアテギの場合(小倉英敬)
[地域研究企画交流センター活動報告]

定価:本体2900円+税 B5判 172頁
ISBN4-582-48131-0 C3025

『地域研究論集』(Vol.3 No.1) Vol.3 No.1 (2000年3月発行)
表紙・目次
特集:世界を映す大英帝国─「英国議会資料」を読む(川勝平太)
「英国議会資料」の概観(P.マサイアス)
「英国議会資料」と日本(L.M.カレン)
「英国議会資料」に関する考察(A.J.H.レイサム)
「英国議会資料」とタイ経済史研究
 1850年代から第一次世界大戦まで(宮田敏之)
近代日本史研究と「英国議会資料」
 明治維新史研究を中心に(鵜飼政志)
弁当からミックス・ランチへ─博物館とハワイ日系移民史の表象(矢口祐人)
アメリカ合衆国におけるヘイトクライム法とその問題点(新恵里)
地球環境と水系(和田英太郎)
海洋交通と都市化に関連したデング/デング出血熱の伝播動態(川端眞人)
[地域研究企画交流センター活動報告]

定価:本体2800円+税 B5判 152頁
ISBN4-582-48129-9 C3025



『地域研究論集』(Vol.2 No.2) Vol.2 No.2 (1999年9月発行)
表紙・目次
特集:開発援助と地域研究─グローバリゼーションと地域の発展(大芝亮)
開発援助政策における普遍的アプローチと地域性(大芝亮)
グローバリゼーションとポスト・コロニアル世界の位置
 国際政治理論の脱構築(北村治)
国境をまたぐ開発協力と地域の安定
 冷戦後インドシナにおける開発の現状と課題(大平剛)
NGOのグローバル・ネットワークと世界銀行(戸田陽一郎)
ポピュラー・ヒンドゥーイズムにおける憑依カルトの位置づけ
 西ネパールのマスト・カルトへの分析視角を求めて(安野早己)
文化変容と民族的アイデンティティの変遷
 中国・青海省河南モンゴル族自治県の事例より(シンジルト)
南沙諸島海域におけるサマの漁業活動
 干魚と干ナマコの加工・流通をめぐって(赤嶺淳)
「部分出産中絶禁止法案」(1995、1997)とアメリカのプロチョイス運動(緒方房子)
[地域研究企画交流センター活動報告]

定価:本体3100円+税 B5判 188頁
ISBN4-582-48128-0 C3025



『地域研究論集』(Vol.2 No.1) Vol.2 No.1 (1999年3月発行)
表紙・目次
特集:帝国日本の残像─地域研究と植民地学(臼杵陽)
「地域研究」というアリーナ
 戦後沖縄研究をめぐって(冨山一郎)
地域研究と植民地人類学(中生勝美)
北海道における植民地統治と地域史の欠落
 アイヌ民族の視点と地域研究(上村英明)
紛争とムスリム女性
 MNLFと政府軍の武力対立に関する一考察(石井正子)
カザフ民族史再考
 歴史記述の問題によせて(宇山智彦)
1980年代のアンデス・ユートピア論に関する一考察
 ペルー現代思想史の視点から見た評価(小倉英敬)
ペルーにおける下層民と政治
1980年代以降の研究の特徴と今後の展開に向けての課題(村上勇介)
[地域研究企画交流センター活動報告]

品切 B5判 188頁
ISBN4-582-48127-2 C3025


『地域研究論集』(Vol.1 No.2) Vol.1 No.2 (1988年6月発行)
表紙・目次
特集:人が大地に刻むもの─地域生態史の試み(吉田集而)
地域生態史の視点(阿部健一)
生態史研究へのアプローチ
 中央アフリカ熱帯雨林の例から(市川光雄)
生態論理と地域研究(古川久雄)
地域研究としての地域生態史
 ニュージーランドの場合(吉田集而)
ウズベキスタンにおけるバスマチ運動の見直しとその課題(帯谷知可)
新生「タクフィール・ワ・ヒジュラ」の思想と行動(中田考)
国境を越えるアメリカの政党活動(大津留(北川)智恵子)
極小島嶼の経済的自立(高橋康昌)
地域研究・開発研究と近代国家論の「異床同夢」
 南太平洋島嶼国家の群像をめぐって(佐藤幸男)
追悼 井上民二君(松原正毅)
[地域研究企画交流センター活動報告]

品切 B5判 272頁
ISBN4-582-48125-6 C3025


『地域研究論集』(Vol.1 No.1) Vol.1 No.1 (1997年8月発行)
表紙・目次
[創刊号]創刊にあたって(松原正毅)
特集:地域研究の海へ─その方法と可能性
地域研究序論(松原正毅)
地域研究の構図
 名称にこだわって(立本成文)
<世界単位>の考え方(高谷好一)
  「知」としての社会科学、「愛」としての地域研究(五十嵐武士)
 [論文]
パレスチナ/イスラエル地域研究への序章
 イスラエル政治社会における<他者>の表象の諸問題(臼杵陽)
地域間比較研究から地域間交流をめざして
 西アフリカのサバンナ帯への東北タイ農耕の応用(若月利之)
砂漠に消えた「革命」
 近代エジプトの遊牧民「革命」(加藤博)
[研究ノート]
ペルーにおける選挙制度の史的展開
 一つの接近(村上勇介)
[活動報告](押川文子)

品切 B5判 248頁
ISBN4-582-48124-8 C3025