JCAS:TOPページ > 地域研究イベント情報 > 一般向け講演会 > 国際シンポジウム 希望社会への道―スウェーデンと日本におけるウェルビーイングの思想と市民社会―
主催・共催・その他 | 主 催:国立民族学博物館
共 催:NISAL (スウェーデン国立高齢化・高齢期研究所 [リンシェピン大学]) 後 援:日本文化人類学会 |
---|---|
種類 | 一般向け講演会 |
対象分野 | 社会・文化(宗教,民族,ジェンダー,移民),教育・医療・心理,その他 |
対象地域 | その他 |
開催地方 | 近畿 |
開催場所(詳細) | 国立民族学博物館講堂 |
開催時期 | 2010 年 11 月 07 日 14 時 00 分 から 2010 年 11 月 07 日 17 時 00 分 まで |
プログラム | 14:00~14:10
館長挨拶(須藤健一) 14:10~14:30 趣旨説明(鈴木七美) 14:30~15:10 講演1:“The question of civil society in a Scandinavian welfare state: Focusing on older people in Sweden” 「北欧福祉国家における市民社会:スウェーデンの高齢者に注目して」 GRASSMAN, Eva Jeppsson (Director, NISAL [National Institute for the Study of Ageing and Later Life]/Professor , Department of Social and Welfare Studies, Lincöping University, Sweden/機関研究国際共同研究員) 15:10~15:20 休憩 15:20~16:00 講演2:「生活保障の再構築 スウェーデンの経験と日本の可能性」 宮本太郎(北海道大学法学部法学研究科・教授) 16:00~16:15 休憩 16:15~16:55 ディスカッション GRASSMAN, Eva J.、宮本太郎、森明子、沢山美果子(民博特別客員教員)、鈴木七美 16:55~17:00 閉会の辞(鈴木紀) |
概要 | 少子高齢化、グローバル化が進行する社会で、貧困・格差拡大や孤立から、社会的包摂を期待できず希望をもつことができない人々の増加が危惧されている。本シンポジウムは、「包摂と自律の人間学」領域「支援の人類学:グローバルな互恵性の構築にむけて」プロジェクトの一環として、「ライフデザインの歴史人類学」に関するテーマを扱う。内容は、福祉国家における市民社会の実践に関する講演と討論からなり、共同研究・科研研究を基盤とした国際共同の機関研究における成果をひろく公開することを目的とする。
北欧スウェーデンは、社会福祉の制度が整備され生活保障が充実していることで知られているが、他方、自殺率の高さにみられるように、人々の幸福感やウェルビーイングに関する領域は検討課題となっている。本シンポジウムでは、スウェーデンにおいて、人々が希望をもって生きることに関し、(1)いかなる考え方のもとにどのような実践がなされてきたのか、(2)今日なおどのような課題があるのかについて、年長者世代の生活と若年者世代の生活について議論する。制度としての社会保障のみならず、希望社会に向けた市民の実践の歴史とその役割に関し、日本と比較しつつ検討する。 |
参加費 | - |
対象 | - |
言語 | 日本語,英語(通訳あり) |
連絡先 | - |
URL | http://www.minpaku.ac.jp/research/fr/20101107.html |
その他 | 定 員:450名 |