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コンポジウム「里山のグローバル・マネジメント」

主催・共催・その他 主催:文部科学省科学研究費基盤研究(A)「『共同体』概念に依拠しない秩序形成の理論歴史学」

共催:大阪大学グローバルコラボレーションセンター
種類 一般向け講演会
対象分野 社会・文化(宗教,民族,ジェンダー,移民),自然環境・農林漁業・食品
対象地域 日本
開催地方 近畿
開催場所(詳細) 心斎橋セントグレースヴィラ1階ホール・中庭
(大阪市西区新町1-1-18) 
http://eog.jp/access.html
開催時期 2011 年 03 月 04 日 13 時 00 分 から 2011 年 03 月 04 日 17 時 30 分 まで
プログラム 13:00~
オープニング
神祇太鼓奉納:里山の神々の召喚
 今福 優(元鬼太鼓座メンバー、石見神楽・和太鼓奏者)一座

挨拶・趣旨説明
 安冨 歩(東京大学東洋文化研究所教授)
 深尾葉子(大阪大学経済学研究科准教授)

総合コメンテーター
石井淳蔵(流通科学大学学長、マーケティング論・ブランド論)

13:30~14:30
第1部 島から世界へ:佐渡・和太鼓グループ鼓童が結ぶ里山と世界
 菅野敦司(鼓童文化財団事務局長)「世界を太鼓でつなぐ、鼓童の今日までの歩み」
 島崎 信(鼓童文化財団理事長)「佐渡から世界へ、世界から佐渡へ:里山をつなぐ音と空間のデザイン」
 財団法人鼓童文化財団

演奏コメント
今福 優(石見神楽・雨乞い・ほか)

~休憩・交流~

15:00~16:00
第2部 湖から世界へ:琵琶湖と霞ヶ浦の龍を呼び覚ますマネジメント
 飯島 博(アサザ基金代表理事)「中心のないネットワークで地球を覆う:アサザプロジェクトの無形戦略」
 梶田由胤(株式会社日吉)「琵琶湖沖島の漁業と湖を同時に回復するための挑戦:うなぎ祭りと外来魚ペットフード、おさかなまるごと」

演奏コメント
 千葉 泉(大阪大学人間科学研究科教授、ラテンアメリカ民衆文化研究とその実践的応用、ラテンアメリカ音楽演奏家)

~休憩・交流~

16:30~17:30
第3部 森と草原の文化と生態回復:黄砂の源流、内モンゴルと中国の沙漠化地域の里山化
 冨樫 智(オイスカ阿拉善生態研究研修センター)「降水量100ミリの沙漠からの再生:中国アラシャンでの大地の再活性化マネジメント」
 思沁夫(大阪大学GLOCOL特任准教授、内モンゴル出身、文化人類学者)「大地とつながる精神の回復をもとめて:草原・遊牧・魂のおき場所」

演奏コメント
 等々力政彦(生物学者・トゥバ文化研究・民族音楽家)
 鉄鋼(内モンゴル出身留学生・魂のこもったモンゴル民謡の歌い手)

総括討論
スペシャル・ゲスト
 井田寛子(NHKおはよう関西、ぐるっと関西おひるまえ キャスター、気象予報士)「気象が伝える里山の声:気象予報士としてできること」

特別出演
 大阪大学マスコットキャラクターのワニ博士と待兼探検隊隊員「大阪大学豊中キャンパスの里山」

※懇親会(18:00~21:00)
NPO法人CREC(生態文化回復コンソーシアム)設立記念パーティ
事前申し込み必要(cresatoyama@gmail.com)、参加費用1万円
詳細は https://sites.google.com/site/crecsatoyama/?pli=1
概要 「里山」とは単に「里の近くの山」という意味ではありません。
人間が、自らの生活を豊かにするための活動と生態系の営みを調和させ、
双方を豊かにする<生き方>の名称です。
その日本の美しい里山資源を世界に誇るものとして継承し、
豊かな経済活動を生み出す最大の資源として活用する道を
あらゆる領域から模索し、実現することの重要性が高まっています。

今回は「コンサート」と「シンポジウム」を組み合わせた”コンポジウム”
という形式で、里山の発展に向けて様々な角度からアプローチしたいと
考えております。
参加費 無料。懇親会は参加費用1万円。
対象 里山を豊かにする社会や経済を実際につくる活動をしてきた方、これからしていきたいと思っている方、興味のある方に多数お越しいただき、相互に情報を交換していただきたいと考えています。
またNHK大阪で気象予報士として活躍されている井田寛子さんを特別ゲストとしてお招きしておりますので、気象を通じて環境について関心を持ち始めている人の参加もお待ちしております。
言語 日本語
連絡先 お問い合わせ
大阪大学グローバルコラボレーションセンター
jimu@glocol.osaka-u.ac.jp
URL http://www.glocol.osaka-u.ac.jp/research/110304.html
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