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フィールドで得た知識は誰のものか?―民俗的知識と知的所有権をめぐる「倫理」の不確実性

主催・共催・その他 大阪大学グローバルコラボレーションセンター
種類 一般向け講演会
対象分野 国際関係
対象地域 世界,日本
開催地方 近畿
開催場所(詳細) 大阪大学人間科学研究科東館207教室(吹田キャンパス)
開催時期 2011 年 06 月 22 日 18 時 40 分 から 2011 年 06 月 22 日 20 時 10 分 まで
プログラム 【日時】2011年6月22日(水) 18:40~20:10
【場所】大阪大学人間科学研究科東館207教室(吹田キャンパス)
【主催】大阪大学グローバルコラボレーションセンター
【講師】中空 萌(東京大学大学院総合研究科博士課程)
【参加】無料・事前申し込み不要

※ 本セミナーは大阪大学大学院生対象のGLOCOL科目
 「フィールドワークの実践と倫理」
 の授業の一環として行われるものですが、一般公開とします。
概要 フィールドワークは―それが学問的な調査であろうと、開発プロジェクト
のためのパイロット調査であろうと―、フィールドから何らかの「知識」
を得るために行われる。フィールドワーカーは、フィールドで出会うさま
ざまな人々から、自分の調査にとって必要な情報を聞き出す。それでは、
そこで得られた知識は一体「誰のもの」ということになるのだろうか。
本セミナーでは、フィールドから得られる知識とその所有権をめぐって
近年どのような倫理的な問題が生じているか、生物資源の分野に焦点を
当てて考える。

講師略歴:中空 萌
東京大学大学院総合文化研究科博士課程(文化人類学専攻)/日本学術振興会
専門は、文化人類学、科学技術社会論、法社会学、南アジア研究など。
一橋大学在学中に、オーストラリア、ベトナムにおいて留学、インターンシップ
を経験、そこでの先住民や少数民族との出会いから、文化人類学の研究を志す。
東京大学大学院進学後、2009年よりインドでデリー開発途上社会研究センターに
客員研究員として所属しながら、北部のウッタラカンド州において、伝統医療の
製薬化と知的所有権について約2年間のフィールドワークを行う。
参加費 無料
対象 一般参加可
言語 日本語
連絡先 【お問い合わせ】
大阪大学グローバルコラボレーションセンター
jimu@glocol.osaka-u.ac.jp
URL http://www.glocol.osaka-u.ac.jp/research/110622.html
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