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第11回ラテンアメリカ研究講座「今日のラテンアメリカ 新しい勢力の台頭」

主催・共催・その他 主催:京都ラテンアメリカ研究所
種類 一般向け講演会
対象分野 政治・経済・法律,国際関係
対象地域 ラテンアメリカ・カリブ海地域
開催地方 近畿
開催場所(詳細) 京都外国語大学 国際交流会館4階 会議室
開催時期 2011 年 11 月 29 日 16 時 40 分 から 2011 年 11 月 30 日 18 時 45 分 まで
プログラム 11月29日(火)
16:40-18:10
 「ペルーにおけるウマラ左派政権成立の背景と今後の見通し」辻豊治(京都ラテンアメリカ研究所)

18:15-19:45
 「社会主義キューバの行方」田中高(中部大学)

11月30日(水)
16:40-17:25
 「ベネズエラ―正念場を迎えたチャベス政権」二村久則(名古屋大学大学院)

17:25-18:10
 「未来の国ブラジルのいま」住田育法(京都ラテンアメリカ研究所)

18:15-18:45
 ディスカッション
概要  1990年以降のラテンアメリカは、グローバル化時代を先取りする新自由主義政策を推進する勢力が政権を握ってきた。しかし金融危機、高失業率、貧困・格差問題など、新自由主義モデルの破綻が明らかになってくる90年代末以降、左派政権や社会民主主義政権といった新たなタイプの政権が登場してきた。さらに弱者を代表する先住民系(ベネズエラ、ボリビア、ペルー)、女性(アルゼンチン、コスタリカ、ブラジル)、貧民層出身(ウルグアイ、ブラジル前大統領など)の大統領が輩出している。今年6月、ペルーで日系女性候補(ケイコ・フジモリ)と先住民系候補(オジャンタ・ウマラ)が大統領選を戦ったのは記憶に新しいところである。この20年で、ラテンアメリカの政治地図は大きく様変わりした。保守派が政権を握るメキシコ、社会主義政権が確立しているキューバといえどもこうした潮流から無縁ではない。
 本講座では、このようなラテンアメリカの政治状況を、その背景や今後の見通しを含めて概観し、問題提起していきたい。
参加費 申込不要・入場無料
対象 -
言語 日本語
連絡先 京都ラテンアメリカ研究所(URL参照)
URL http://www.kufs.ac.jp/aboutkufs/kikan/kyotolatin/index.html
その他 -