JCAS:TOPページ > 地域研究イベント情報 > 研究集会 > JCAS次世代ワークショップ(北海道大学会場)「地域研究とキャリアパス――地域研究者の社会連携を目指して」
主催・共催・その他 | 主催
地域研究コンソーシアム(社会連携部会/地域研究方法論研究会) 京都大学地域研究統合情報センター(地域研究方法論プロジェクト) 北海道大学スラブ研究センター |
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種類 | 研究集会 |
対象分野 | 社会・文化(宗教,民族,ジェンダー,移民) |
対象地域 | 日本 |
開催地方 | 北海道 |
開催場所(詳細) | 北海道大学スラブ研究センター4階大会議室(403号室) |
開催時期 | 2012 年 02 月 04 日 13 時 00 分 から 2012 年 02 月 04 日 15 時 00 分 まで |
プログラム | ◆司会 西芳実(地域研究コンソーシアム社会連携部会長/京都大学地域研究統合情報センター准教授)
◆13:00-13:10 趣旨説明 堀場明子(上智大学アジア文化研究所客員研究員) ◆13:10-14:00 報告 「地域研究コンソーシアム(JCAS)キャリアデザイン・プロジェクトの活動について」 岩坂将充(東京外国語大学/日本学術振興会特別研究員PD) 「若手地域研究者のキャリアデザインにおける課題と解決に向けた具体的方策」 堀場明子(上智大学アジア文化研究所客員研究員) 「北海道大学スラブ研究センターにおける地域研究――キャリアパスと社会連携」 宇山智彦(北海道大学スラブ研究センター教授) ◆14:00-15:00 討論 コメント 山本博之(地域研究コンソーシアム運営委員長/京都大学地域研究統合情報センター准教授) 討論 |
概要 | いま、地域研究者のキャリアパスのあり方が問題となっています。それは、例えば、大学や大学院で地域研究を学んだ人たちの就職問題としてあらわれています。しかし、地域研究者のキャリアデザインを考えるには、大学における就職ポストの問題だけでなく、社会における地域研究の役割、ひいては社会における学術研究や大学・大学院の機能の変化などの問題も視野に入れる必要があります。
東日本大震災以降、地域研究のみならず学術研究が社会にどう役立つのかが厳しく問われています。その一方で、官公庁や民間企業の多くは自前で人材を育成する余力がなくなり、大学・大学院が職業人の養成機関としての機能を強く期待されているという現実があります。官公庁や民間企業では人材のアウトソーシングが進み、その受け皿として新しい就職の形態も生まれています。NGO、国際機関、ソーシャル・ビジネスなど新しい就職の場が生まれていることと、「すぐに使える人材」「ピンポイントで役に立つ人材」が求められていることは、表裏の関係にあるといえるでしょう。 一口に地域研究者といっても、対象地域、専門・関心、所属先などによって状況はそれぞれ異なります。地域研究者のキャリアデザインの課題を考える上では、対立点を見つけようとするのではなく、地域や専門や所属先の違いを越えて状況を共有し、それぞれの立場で見えているものを持ち寄って全体像を把握することが大切です。このワークショップがそのようなネットワークづくりの端緒となることを願っています。関心のある方ならどなたでもご参加いただけます。ふるってご参加ください。 |
参加費 | - |
対象 | - |
言語 | 日本語 |
連絡先 | - |
URL | - |
その他 | ※地域研究コンソーシアムの社会連携部会では、地域研究者のキャリアデザインと社会連携について考えるキャリアデザイン・プロジェクトを進めています。
※地域研究コンソーシアムの地域研究方法論研究会は、国内の地域研究機関を訪問して、地域研究者が抱える課題を共有し、解決の方法を探るワークショップを実施しています。 今年度の開催日程は次の通りです。2011年12月10日(大阪大学)、2012年1月29日(九州大学)、2月4日(北海道大学)、2月7日(京都大学)、2月19日(上智大学) ※このワークショップは、地域研究コンソーシアム(JCAS)の公募プログラム採択企画である次世代地域研究ワークショップとして実施されます。 |