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第20回地域文化研究専攻公開シンポジウム 『移動とネットワークから地域文化研究を考える』

主催・共催・その他 主催:東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻
共催:科学研究費補助金(基盤研究B)「移民とその故郷:非同化適応戦略とトランスナショナリズム表象」
東京大学大学院 総合文化研究科 グローバル共生プログラム
種類 研究集会
対象分野 国際関係,社会・文化(宗教,民族,ジェンダー,移民),歴史・地理・建築
対象地域 東アジア,中東・南アジア,アフリカ,ヨーロッパ
開催地方 関東
開催場所(詳細) 東京大学駒場Ⅰキャンパス18号館ホール
目黒区駒場3-8-1(井の頭線駒場東大前駅下車)
開催時期 2012 年 10 月 27 日 13 時 30 分 から 2012 年 10 月 27 日 17 時 30 分 まで
プログラム 報告:
居留(aksnoyuto)の理念と現実:シリア正教会の伝統と現状から
 高橋英海(地域文化研究専攻)

世にも不思議な動植物とバンクスのネットワーク:エラスムス・ダーウィンとウパス
 アルヴィ宮本なほ子(地域文化研究専攻)

サハラを越えるイスラームの連関網:ティジャーニー教団の展開を中心に
 苅谷康太(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

広東関元昌一族のリユニオン活動:ネットワークの維持と発展
 谷垣真理子(地域文化研究専攻)

コメント:
 遠藤泰生(地域文化研究専攻)
 高橋均(地域文化研究専攻)

司会:橋川健竜(地域文化研究専攻)
概要  「地域文化研究」というと、特定の「地域」に「文化」があって、それを研究するというイメージが湧きます。かつては、「地域」が国を指し、「文化」が国民文化を意味していた時代があり、優れた研究を生んできました。ですが今日では、一方で国民国家論が語られ、他方でグローバル化が注目を集めています。自分の「地域」を設定して文化を見出す際に、国を単位に考えなくてもよい時代になったのであり、国を自分の研究する地域とする場合でも、「国境」の意味について柔軟な姿勢で臨む必要があるでしょう。

 このシンポジウムでは、どのような集団が、どの空間に、いかなる形で有機的な文化を広げていくのか、空間的移動とネットワークを通じて編成されるさまざまな集団や思想・概念をとりあげて検討します。21世紀の地域文化研究はどのように進めていけるか、議論する機会にしたいと考えています。

 本専攻の受験を検討しているみなさんのご参加をお待ちしています。
参加費 無料
対象 研究者、受験希望者、学生、一般
言語 日本語
連絡先 東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 
Fax: 03-5454-6322
Email: area@ask.c.u-tokyo.ac.jp
URL http://ask.c.u-tokyo.ac.jp/
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