JCASイメージ画像

ロシアのエネルギー資源にどう向き合うか-ロシア・カードの使い方

主催・共催・その他 環日本海経済研究所・ユーラシア研究所共催
種類 一般向け講演会
対象分野 政治・経済・法律,国際関係
対象地域 日本,ヨーロッパ
開催地方 関東
開催場所(詳細) 立正大学総合学術情報センター1151教室 (東京都品川区大崎4-2-16)
http://www.ris.ac.jp/access/osaki/ndex.html
開催時期 2013 年 03 月 06 日 14 時 00 分 から 2013 年 03 月 06 日 17 時 30 分 まで
プログラム <発表者>

「ロシアのパイプライン戦略と日本」
石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)主席研究員 本村真澄
「カスピ海沿岸諸国とロシアとのエネルギー関係/
カスピ海のエネルギーは何処に向かうのか?」
日本エネルギー経済研究所研究主幹 杉浦敏廣
「グローバルな視点から見た中国とロシアとの協力・競合関係
 ―エネルギー分野を中心に―」
帝京大学経済学部教授 郭四志
「エネルギー市場統合によるEUの対ロシア交渉力の強化」
立正大学経済学部教授 蓮見雄
<討論者>
NHK解説委員 石川一洋
法政大学法学部教授 下斗米伸夫
防衛省防衛研究所米欧ロシア研究室長 兵頭慎治
ERINA主任研究員 新井洋史
<司会>
ERINA副所長 杉本侃
概要
 エネルギー問題は、産出国にとっても消費国にとっても最重要政策の1つですが、安定確保を図るため手段を選ばぬ資源獲得に走ったり、域内共通政策を採って供給国と対峙したり、対応は各国各様です。日本は、エネルギー自給率が主要国の中で格段に低い上、海外での権益の確保も充分とは言えず、原発見直し問題も相俟って、エネルギー資源保有国との関係が課題とされています。

 産出国・消費国を貿易関係の視点で捉えると、「互恵」「双務」の関係が原則であり、時としていずれかが優位に立つことはあっても、永遠に絶対優位にあるものではありません。資源を巡る関係は貿易以外の形態もあります。資源国の多くは探査開発に外資の進出を認めており、そこで構築される関係は運命共同体と言えます。供給側と需要側はこの様に多様な関係にあります。

 ロシアは日本とのエネルギー協力に強い関心を示しています。これまで様々な機会に日本側に石油ガス開発などへの参加を促してきましたし、2011年3月の震災直後には石油やガス、石炭の供給拡大や電力輸出を申し入れてきたところです。

 ERINAとユーラシア研究所は、この様な問題意識の下で、欧州や中国・カスピ海諸国などロシアと深い利害関係と長期間の協力・交渉経験を有する国の事例や国際機関の経験などを参考にしつつ、我が国がエネルギー資源大国ロシアとどう付き合うのかを考えることを目的に、パネル討論会を開催します。ぜひ、ご参加ください。
参加費 無料
対象 -
言語 日本語
連絡先 開催案内・参加申込書に必要事項をご記入の上、
http://www.erina.or.jp/jp/Events/20130306appli.pdf

FAX(025-249-7550)にてお申し込みください。

〈問合せ〉ERINA 企画・広報部 小宮 TEL(025-290-5545)
URL -
その他 -