JCAS:TOPページ > 地域研究イベント情報 > 研究集会 > 第161回東南アジアの自然と農業研究会
主催・共催・その他 | 東南アジアの自然と農業研究会 |
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種類 | 研究集会 |
対象分野 | 自然環境・農林漁業・食品 |
対象地域 | 東南アジア |
開催地方 | 近畿 |
開催場所(詳細) | ●日時・場所
2013年6月28日(金)16:00~18:30(15:30開場) 場所:京都大学総合研究 2 号館 4 階(AA447 ) 会場についてはこちらもご参照ください。 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm |
開催時期 | 2013 年 06 月 28 日 16 時 00 分 から 2013 年 06 月 28 日 18 時 30 分 まで |
プログラム | ●話題提供者/題目:
総合地球環境学研究所 蒋宏偉氏 「住居環境とマラリア感染リスク:ラオス中南部少数民族地域における事例研究」 |
概要 | ●発表要旨
地域の風土病は地域住民の生活習慣と密接に関係している。ある意味で言えば、「生活習慣病」ともいえる。本報告では、地域住民マラリア感染リスクとその住居環境について考えていきたい。 研究対象としたのは、ラオス中南部サワナケート省・セポン郡である。 近年、マラリアの罹患率は下がりつつあるが、依然として5%前後のより高い水準にある。 如何に限られた資源高リスクの住民に届くのは重要な課題となっている。 2011年7月、報告者らの研究チームは同郡35集落の児童(5歳~15歳、n=860人)を対象とし、マラリア感染状況と各対象者の住居環境(住居周辺の植生指数、周辺住居の分布)を調査した。 分析には一般線形モデルを用いた。 結果的に、①住居周辺(250m範囲)の植生指数はマラリア感染リスクにポジティブに寄与していること;村落周辺に位置する家屋の住民はより感染リスクが高いこと、明らかにした。 このような結果は、マラリア対策の効率的な配布のみならず、中長期的なマラリア対策(集落家屋配置)などにも有益な知見を提供できる。 |
参加費 | なし |
対象 | オープンな研究会ですので自由にご参加ください。
事前登録等の手続きは必要ありません。どなたでも自由に参加いただけます。若手研究者の方の積極的なご参加をお待ちしております。 |
言語 | 日本語 |
連絡先 | 大出 TEL 075(753)7839
e-mail: oide[at]asafas.kyoto-u.ac.jp 柳澤 TEL 075(753)7345 e-mail: masa[at]cias.kyoto-u.ac.jp |
URL | - |
その他 | オープンな研究会ですので自由にご参加ください。
事前登録等の手続きは必要ありません。 |