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ワークショップ「地域研究スピリッツの継承 -石井米雄を語る-」のご案内

主催・共催・その他 京都大学地域研究統合情報センター
種類 -
対象分野 その他
対象地域 東南アジア
開催地方 近畿
開催場所(詳細) 京都大学稲盛財団記念館3階大会議室
開催時期 2014 年 03 月 08 日 13 時 30 分 から 2014 年 03 月 08 日 17 時 30 分 まで
プログラム 総合司会:柳澤 雅之 京都大学・地域研究統合情報センター
趣旨説明:林 行夫   京都大学・地域研究統合情報センター

報  告

「上智大学の石井先生」
・寺田勇文 上智大学・外国語学部
石井米雄先生は1990年4年から1997年3月まで上智大学外国語学部アジア文化研究室の教授として、学部で、また大学院地域研究専攻で東南アジア研究を講じ、多くの研究者を育てられました。関西ではあまり知られていない石井先生についてお話しします。

「データでみる石井米雄先生-<ひと>と<研究>」
・柴山 守 京都大学・地域研究統合情報センター
遺された手帳・日記から、石井米雄先生の日常での素顔と生活に迫ります。また、著作リストから50年間にわたる研究テーマの変遷をたどり、「石井米雄コレクション」のためのバーチャル図書館とキーワード閲覧ソフトを紹介します。

「千年王国運動と地域研究」
・伊東利勝 愛知大学・文学部
石井米雄先生によって整理された、上座仏教圏における千年王国運動論を導きの糸として、ネイションや地域に回収されない民衆運動研究のありかたとその意味を考えます。

「『パイドロス』と地域研究」
・林 行夫 京都大学・地域研究統合情報センター
石井米雄先生は、世界的な東南アジア史家であると同時に、常に「今、ここ」から出発してヒトとモノ、そして事実から地域の時空間を描き伝えようとされていました。その知的探求のかたちを浮き彫りにしたいと思います。


特別企画:遺品の展示と写真でみる石井米雄先生
場所:京都大学稲盛財団記念館1階ピロティおよび3階小会議室
概要 地域研究スピリッツの継承 -石井米雄を語る-

半世紀にわたってタイにはじまる東南アジア研究を推進された石井米雄先生(1929-2010)。今回のワークショップと展示は、現地語と人を通してフィールドと向きあい、文献を渉猟し、多くの後進を育てられた多岐にわたる活動と、京都大学地域研究統合情報センターに譲渡された「コレクション」をとおして、地域研究のありかた、地域研究者のスピリッツを浮き彫りにして継承しようとする試みです。
参加費 なし
対象 -
言語 日本語
連絡先 ishii_ws[at]cias.kyoto-u.ac.jp
URL -
その他 懇親会(18:00~)参加費は、3,000円程度を予定しています。

お願い:懇親会に参加される方は、2月28日(金)までに、上記メールアドレスへご通知くださいますようお願いいたします。