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国際シンポジウム「大洋が結ぶ世界(16~17世紀)—ラテンアメリカから東アジアへ—」

主催・共催・その他 京都外国語大学 京都ラテンアメリカ研究所
種類 一般向け講演会
対象分野 国際関係,社会・文化(宗教,民族,ジェンダー,移民),歴史・地理・建築,その他
対象地域 日本,東アジア,ラテンアメリカ・カリブ海地域
開催地方 近畿
開催場所(詳細) 京都外国語大学内国際交流会館4階 会議室
開催時期 2014 年 02 月 26 日 10 時 00 分 から 2014 年 02 月 26 日 18 時 30 分 まで
プログラム 10:00 開会
 主催者側挨拶(大垣貴志郎所長)
 主旨説明(立岩礼子主任研究員)
10:10 特別スピーチ「慶長使節とキューバ」※スペイン語によるスピーチ、日本語通訳あり
 マルコス・フェルミン・ロドリゲス・コスタ駐日キューバ大使
11:00 基調講演「近世日本とルソン―『鎖国』形成史再考」※日本語による講演
 清水有子(明治学院大学キリスト教研究所客員研究員)
12:00 休憩
13:15 「ハプスブルク朝時代のポルトガル貿易における日本人奴隷」※スペイン語による報告、日本語通訳あり
 ルシオ・デ・ソウザ(ポルトガル・エヴォラ大学研究員)
14:15 休憩
14:20 「漂流、植民、貿易を通して考える16世紀及び17世紀のフィリピンと台湾の関係」※スペイン語による報告、日本語通訳あり
 方 真真(国立台北教育大学台湾文化研究所教授)
15:20 休憩
15:30 「フィリピンの肥前焼」※英語による報告、通訳なし
 ニダ・クエバス(フィリピン国立博物館学芸員)
16:00 休憩
16:15 コメント~ラテンアメリカから見る世界
 井上幸孝(専修大学准教授)
 住田育法(京都外国語大学教授)
 野上建紀(有田町歴史民俗資料館文化財専門員)
 伏見岳志(慶應義塾大学准教授)
17:00 質疑応答・ディスカッション
 進行:宮原 曉(大阪大学准教授)
18:00 閉会
 主催者側挨拶(辻 豊治副所長)
概要 今から400年前の1613年は、支倉常長率いる慶長遣欧使節を乗せたサン・フアン号が日本を出発し、メキシコ、キューバを経てスペインに入り、復路にはメキシコからフィリピンを経由して日本に戻るというルートをたどり、日本船による初の太平洋横断を果たした年である。使節一行の動向は、当時のメキシコ、スペイン、ローマの人々の注目を集め、使節を率いた支倉常長の悲運な一生が小説化され、近年はスペイン語で「日本」という意味の「ハポン」という姓を持った住民が多いスペインの町が使節団の末裔と言われ話題を呼んでいる。本講座では、1543年の鉄砲伝来から1640年代の鎖国の完成に至るまでの過程で、太平洋の東側と西側を結んでどのような世界が広がっていたのかを検証する。
参加費 申込不要、入場無料
対象 -
言語 日本語,英語(通訳なし),その他の言語(通訳あり)
連絡先 京都外国語大学 京都ラテンアメリカ研究所
〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
TEL: 075-312-3388 FAX: 075-322-6237
E-mail: ielak@kufs.ac.jp
URL http://www.kufs.ac.jp/aboutkufs/kikan/kyotolatin/koza/index.html
その他 -