JCAS:TOPページ > 地域研究イベント情報 > 一般向け講演会 > 講演会「コロンビアにおける和平交渉分析―1982年以降の政権別考察―」
主催・共催・その他 | 講師:Carlo Nasi准教授(コロンビア・ロスアンデス大学)
主催: 上智大学イベロアメリカ研究所 協力: コロンビア大使館・日本コロンビア友好協会 |
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種類 | 一般向け講演会 |
対象分野 | - |
対象地域 | ラテンアメリカ・カリブ海地域 |
開催地方 | 関東 |
開催場所(詳細) | 上智大学四谷キャンパス中央図書館8階L-821会議室
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/map/map_yotsuya |
開催時期 | 2015 年 06 月 04 日 17 時 00 分 から 2015 年 06 月 04 日 19 時 00 分 まで |
プログラム | - |
概要 | 1982年から2002年の間、コロンビアでは4期にわたり異なる大統領が非合法武装グループと和平対話を展開しましたが、そのうちバルコ政権、それに続くガビリア政権のみが、いくつかのゲリラ組織と(比較的)継続性のある和平合意を結ぶに至りました。和平合意は、最初は「4月19日運動(M-19)」と、のちに「解放人民軍 (EPL)」「労働者革命党(PRT)」ほか複数の武装組織とも結ばれました。しかし、その一方で、和平合意に調印しなかったゲリラグループは武装紛争を続行したのです。和平合意の「成果」は部分的なものに過ぎず、コロンビアで最大規模の兵力を誇った「コロンビア革命軍(FARC)」と民族解放軍(ELN)が戦争を続けてきました。現在、サントス大統領は新たな和平交渉をFARCと展開しています。その交渉過程ではかつてなかった目に見張る進展がみられますが、他方、障害や課題も数多くあります。
なぜバルコ政権とガビリア政権は一定の和平交渉における成果をあげたにもかかわらず、ベタンクール政権や、のちのガビリア政権(FARCとELNとの和平合意を試みて頓挫)とパストラーナ政権は和平交渉において頓挫したのでしょうか。そして、現サントス政権の和平交渉はどのように、これらの先行する諸政権の和平プロセスと異なるのでしょうか。 本講演では、長年コロンビアの和平交渉過程を中心にコロンビア政治分析を専門としてきたカルロ・ナシ先生をお招きし、1980年代以降のコロンビアの和平交渉過程について、ダイナミックに語っていただきます。今日ハバナで展開されているFARCとの和平合意を展望するためにも、またとない機会で、是非多くの方々にご参加いただきたい講演会です。どうぞ皆さまふるってご参加ください。 |
参加費 | 無料・予約不要 |
対象 | - |
言語 | その他の言語(通訳なし)(スペイン語) |
連絡先 | 上智大学イベロアメリカ研究所
ibero(at)sophia.ac.jp |
URL | http://dept.sophia.ac.jp/is/ibero/ |
その他 | - |