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東南アジアの移民・難民に関する緊急研究集会

主催・共催・その他 主催:地域研究コンソーシアム(学会連携プログラム)
    京都大学地域研究統合情報センター
共催:東南アジア学会、日本マレーシア学会
    東京大学持続的平和研究センターCDR
種類 研究集会
対象分野 政治・経済・法律,国際関係,社会・文化(宗教,民族,ジェンダー,移民),歴史・地理・建築,戦争・平和・災害・開発
対象地域 東南アジア,中東・南アジア
開催地方 関東
開催場所(詳細) 東京大学山上会館
開催時期 2015 年 07 月 19 日 13 時 00 分 から 2015 年 07 月 19 日 17 時 00 分 まで
プログラム ◇受付開始(12:45~)

◇開会(13:00)
 「趣旨説明」西芳実(京都大学地域研究統合情報センター)

◇第一部(13:15~14:15)
1.「越境的課題としての人の移動:
  タイにおける非正規移民に関する制度とその歴史的背景」
  青木(岡部)まき(ジェトロ・アジア経済研究所)
2.「ミャンマーからのマレーシアへの人口移動とその就業」
  水野敦子(九州大学)
3.「越境者受け入れ地域としてのマレーシア:
  歴史的経緯と今日の世論」
  篠崎香織(北九州市立大学)

◇第二部(14:30~15:30)
4.「土着性をめぐる包摂と排除:ミャンマーの国民概念を考える」
  長田紀之(ジェトロ・アジア経済研究所)
5.「バングラデシュから見たロヒンギャ問題:
  人の移動の文脈から考える」
  高田峰夫(広島修道大学)
6.「大量難民の発生要因と国際社会の対応:
  ベトナム難民の事例から」
  古屋博子(Gallup)

◇総合討論(15:45~16:45)
コメント1 佐藤安信(東京大学)
コメント2 弘末雅士(立教大学)

◇閉会
概要 2015年4月以降、ロヒンギャ難民の受け入れをめぐるマレーシア、タイ、インドネシアの対応が話題になっています。東南アジアの新たなボートピープルとして国際的な注目を集めるなかで地域の複数の国が共通の課題として取り組まざるを得なくなっており、東南アジア諸国の知恵が問われているところです。
本研究集会では、このような地域横断的な課題への人々の対応について検討するために、関係する国々を専門とする地域研究者が集まり、難民・移民の受け入れ状況や各国の対応についての情報を共有します。また、この地域がもともと出身地・宗教・言語の異なる人たちを絶えず受け入れながら社会づくりを進めてきた歴史的経験を持っていることを踏まえて、インド洋東部から東南アジア海域部にかけての地域の社会のあり方や人の移動について、特に東南アジア諸国におけるイスラム系の移民・難民の受け入れについて地域研究の立場から検討し、堅実な議論をしていくための情報共有と論点の整理を行います。
参加費 無料。要事前登録。
対象 関係する学会の会員、大学教員、大学生・大学院生、研究者、専門家
言語 日本語
連絡先 entry20150719[a]cias.kyoto-u.ac.jp
([a]は@に置き換えてください)
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