JCAS:TOPページ > 地域研究出版物情報 > 書籍 > ドイモイ下ベトナムの「国家と社会」をめぐって
種別 | 書籍 |
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著者・編者 | 寺本実.中野亜里 .岩井美佐紀.竹内郁雄 |
出版社 | 日本貿易振興機構 アジア経済研究所, 2006.3. |
出版年月 | 2006 年 03 月 |
研究分野 | 政治・法律・経済,社会・文化(宗教、民族、ジェンダー、移民) |
対象地域 | 東南アジア |
要約 | ベトナムでは「王の法も村の垣根まで」という諺に代表されるように、国家権力が貫徹しえない領域が長く存在してきた。ドイモイが国づくりという側面を多く含む以上、「国家」が「社会」を「取り込もう」とする動き、それに対する「社会」からの反作用、また、逆に「社会」が国家を「導く」というような諸様相が、地域・分野により現われ方が異なるにせよ今後もベトナムであふれることになる。こうしたベトナムの状況をより深く理解しようとするとき、「国家と社会の関係性」を視野に入れた、いわば多元的な分析視角に基づく研究への取組みが有効だと考えられる。本研究会ではその実践に取り組む。 |
詳細 | 序章 試みにあたって・・・寺本実
第1章 ベトナムの障害者福祉における「国家と社会・・・寺本実 第2章 国家・公民社会と「実社会」の関係性―NGO活動の事例から・・中野亜里 第3章 組織的移住政策にみるベトナムの国家と社会の関係―紅河デルタから「新経済区」への開拓移住・・岩井美佐紀 第4章 経済開発論的にみたベトナムにおける“国家”と“社会”との関係試論―古田元夫の描写から出発して・・竹内郁雄 第5章 ドイモイ下のベトナムにおける農村から都市への人口移動と「共同体」の役割試論・・・竹内郁雄 |
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その他 | 調査研究報告書 . 地域研究センター 2005-IV-07 |