JCAS:TOPページ > 地域研究出版物情報 > 書籍 > 日露戦争とサハリン島
種別 | 書籍 |
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著者・編者 | 原輝之 |
出版社 | 北海道大学出版会 |
出版年月 | 2011 年 10 月 |
研究分野 | 政治・法律・経済,国際関係,社会・文化(宗教、民族、ジェンダー、移民),歴史・地理・建築,戦争・平和・災害・開発,言語・文化・芸術,自然環境・農林漁業・食品 |
対象地域 | 日本,スラブ・ユーラシア |
要約 | サハリン島における「戦場の諸相」の解明と,日露の領有関係の変動のなかで翻弄される住民の運命を軸に,新たな事実を掘り起こし広域的・多角的な視点から,従来の研究の欠落部分を埋め全体史の再構築を目指す国際共同研究最新の成果! 本シリーズ4『近代東北アジアの成立』に続き,跨境史に基づいた新しい歴史研究への挑戦。 |
詳細 | 序章 原暉之 日露戦争期サハリン島史研究の概観と課題
第1部 境界としてのサハリン島 第1章 天野尚樹 見捨てられた島での戦争-境界の人間/人間の境界- 第2章 神長英輔 開かれた海の富と流刑植民地-日露戦争直前のサハリン島漁業- 第3章 田村将人 先住民の島・サハリン-樺太アイヌの日露戦争への対処- 第4章 越野剛 二〇世紀ロシア文学におけるサハリン島-チェーホフと流刑制度の記憶- 第2部 戦争の帰結と新たな国境の創出 第5章 板橋政樹 退去か、それとも残留か-一九〇五年夏、サハリン島民の「選択」- 第6章 ヤロスラブ・シュラトフ ポーツマスにおけるサハリン-副次的戦場から講和の中心問題へ- 第7章 塩出浩之 日本領樺太の形成-属領統治と移民社会- 第8章 原暉之 日露戦争後ロシア領サハリンの再定義-一九〇五~一九〇九年- 第3部 地域を越える人物と経済交流 第9章 沢田和彦 民俗学者ブロニスワフ・ピウスツキとサハリン島 第10章 倉田有佳 ビリチとサハリン島-元流刑囚漁業家にとっての日露戦争- 第11章 三木理史 日露戦後の環日本海地域における樺太-新潟県実業視察団を通じた考察- 第12章 白木沢旭児 北海道・樺太地域経済の展開-外地性の経済的意義- 終章 デイヴィット・ウルフ(鶴見太郎訳) サハリン/樺太の一九〇五年、夏-ローカルとグローバルの狭間で- |
ISBN番号 | 978-4-8329-6750-2 |
サイズ | A5 |
価格 | 3800 |
その他 | - |