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「紡ぎ織りなす村落共同体アイデンティティ−グアテマラ、マヤ系先住民女性の織物と伝統衣装より−」

種別 書籍
著者・編者 大倉由布子
出版社 上智大学イベロアメリカ研究所
出版年月 2013 年 11 月
研究分野 社会・文化(宗教、民族、ジェンダー、移民)
対象地域 その他
要約 -
詳細 はじめに
第I章 グアテマラ国家とマヤ系先住民
 1. グアテマラに暮らす人々:曖昧な境界
 2. 多様なアイデンティティ:村、言語民族集団、国家
 3. 織物・伝統衣装が表象するアイデンティティに関する先行研究
 4. 本論文の理論、方法論
第II章 グアテマラと織物・伝統衣装の歩み
 1. 織物・伝統衣装とは:先スペイン期における織りの世界
 2. スペイン文化との出会い:織物と衣装に見られる変容
 3. 村を表象する織物・伝統衣装の揺れ:グローバル化の影響
第III章 サン・アントニオの織物・伝統衣装
 1. サン・アントニオの地理的社会的状況
 2. 織物・伝統衣装の種類とその変容
 3. グローバル化するサン・アントニオ織り:村への影響
 4. アンティグア市で働く:他者との相互作用
第IV.章 サン・アントニオの装いと織り: モノを通してみる多様なアイデンティティ
 1. 織物・伝統衣装を身にまとう: 女性が表象する世界
 2. 日常を織る:自己と他者から生まれる紋様
 3. 「サン・アントニオ」を織り、装う:グローバル化による「サン・アントニオ化」
 4. 紋様糸が描き出す世界: 多様なアイデンティティ
第V章 紡ぎ織りなす村落共同体アイデンティティ
 1. 伝えられる織物・伝統衣装: 祖母から母へ、母から娘へ
 2. 紡ぎ出される語り:受け継がれる伝統
 3. 私はインディヘナ:マヤ系先住民をつなぐ緯糸
 4. 村落共同体という織物:紡ぎ織りなされるアイデンティティ
おわりに
参考文献
資 料
 資料1 装いの世界
 資料2 織りの世界
 資料3 先住民族のアイデンティティと権利に関する合意
 資料4 調査対象者と家族構成
 資料5 サン・アントニオ地図
 資料6 2011年から2012年にかけてのサン・アントニオの景観
 資料7 2011年から2012年にかけてのアンティグア市の景観
要約(スペイン語)
ISBN番号 978-4-904704-10-3
サイズ B5版
価格 800
その他 -