JCAS:TOPページ > 地域研究出版物情報 > > 現代宗教文化研究叢書 4 「東チベットの宗教空間 中国共産党の宗教政策と社会変容」
種別 | - |
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著者・編者 | 川田 進 |
出版社 | 北海道大学出版会 |
出版年月 | 2015 年 02 月 |
研究分野 | 政治・法律・経済,社会・文化(宗教、民族、ジェンダー、移民) |
対象地域 | 東アジア |
要約 | (※著者の方がJCAS加盟組織である日本現代中国学会のご所属です)
本書は著者の20年以上にわたる現地調査と文献調査に基づいた、他に類を見ない実証研究の成果です。1930年代から現在にいたるまでの東チベット(チベット自治区の隣接地域)の宗教状況を中国共産党の宗教政策から明らかにし、チベット問題の解決の糸口を探るものです。 |
詳細 | 序章 問題の所在と研究の視座
第一章 中国共産党の宗教政策―毛沢東から胡錦濤まで 第二章 「愛国活仏」ゲダ五世の虚実と軍の宗教政策 第三章 民衆改革・文化大学名時期のデルゲ印経院 第四章 文化大革命後のデルゲ印経院と統一戦線活動 第五章 ラルン五明仏学院粛清事件 第六章 ヤチェン修行地の支配構造と宗教NGO 第七章 漢人・華人の進行とスピリチュアリティ 第八章 ラルン五明仏学院の震災救援と宗教の公益活動 第九章 「二〇〇八年チベット騒乱」の構造と東チベットの動向 終章 宗教政策、宗教ネットワーク、チベット問題 |
ISBN番号 | 978-4-8329-6810-3 |
サイズ | - |
価格 | 6500円+税 |
その他 | A5判/480頁 |